業界トップの正確率で作業効率爆上げ!
近年、さまざまな文字起こしアプリが提供されており、文字起こし業務の効率化や議事録の作成、講義の復習や商談内容の振り返りに役立っています。
しかし、いざ文字起こしアプリを導入しようとしても
「種類が多すぎてどんな文字起こしアプリを使ったらいいのかわからない」
「何を基準に文字起こしアプリを選定すればよいのかわからない」
といった悩みをお持ちではないでしょうか?
本記事では文字起こしアプリの概要や選定ポイント、筆者が厳選した文字起こしアプリを50種類ご紹介しています。
文字起こしアプリの導入でお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。
文字起こしアプリとは、スマートフォンやタブレットなどの端末に入力された音声や、PCやボイスレコーダーで録音した音声ファイルをテキスト化して表示できる機能を持つアプリのことです。
文字起こししたいときに、アプリであればスマホから素早く起動できるため、仕事やプライベートでなどの状況を選ばず、いつでもどこでも文字起こしができる点が大きなメリットといえます。
現在では多種多様なアプリが提供されているため、アプリごとの強みや特徴的な機能をよく把握したうえで、自分にとって最適なアプリを導入しましょう。
文字起こしアプリの選定ポイントとして、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
リアルタイム、もしくは録音データから文字起こしした際に、実際の音声と文字起こしした文字がどのくらい正確であるかは最も重要な選定ポイントです。
精度を確認するには、公式ホームページやYouTubeレビュー動画の確認、無料版の利用を推奨します。
また、文字起こしをする際には雑音がない環境で、スマートフォンのマイクが正常に動作していることを確かめてから文字起こししましょう。
文字起こしアプリには文字起こし以外にも便利な機能が備わっているアプリがあり、作業の効率化において大いに役立ちます。
しかし、どんなに多くの機能や便利な機能が備わっていたとしても、全く使わない機能ばかりだと意味がありません。
そのため、文字起こしアプリ導入前に自分が本当に必要としている機能を洗い出したうえで、自分にとって最適な文字起こしアプリを導入しましょう。
突発的な会議や打ち合わせ、商談時には素早く文字起こしをしなければなりません。
しかし、アプリが複雑なデザインでどうやって文字起こしができるのか直感的にわからないと、焦ってしまいますし相手にも時間をとらせてしまう可能性があります。
また、アプリの開発者が意図しない使い方をしており、本来の性能を発揮できていないケースも考えられます。
そのため、文字起こしアプリはできるだけシンプルで直感的に使用できるデザインであるものを選びましょう。
「Notta」は言語ごとに最適なAI音声認識エンジンを駆使し、高精度かつ自然な文字起こしができる文字起こしアプリです。
ほかの文字起こしアプリにはないような機能として、日程調整や画面録画、AIによる質問応答・文章生成・文章要約といった機能を搭載しているため、文字起こし作業以外でも効果的に活用できるアプリといえます。
また、「SSL」を用いた暗号化通信技術により強固なセキュリティを実現しており、個人情報や機密情報なども扱えるため、議事録作成などの業務でも安心してご利用いただけます。
幅広い用途で文字起こしアプリを導入したい、精度の高い文字起こしアプリで作業を効率化したいを考えている方におすすめです。
Nottaは日本語に特化した国内最先端AI音声文字起こしツールです。
「Rimo Voice」は日本語に特化したAIを搭載した、スピーディーに文字起こしができる文字起こしアプリです。
長時間録音したものだと、通常は録音の特定の部分を探したり同じ部分を聞き返すのに時間がかかる事が多いですが、本アプリではテキストと音声がシンクロするスライダー機能を搭載しており、文字を選択することでピンポイントに該当部分の音声を簡単に聞き返すことができます。
またシンプルなデザインで感覚的に使えるため、導入時の説明工数が多くかからないといった点も魅力の一つです。
余計な工数をかけずにスムーズなDX推進を行いたいと考えている方におすすめです。
「toruno」は、会議を「文字起こし+録音+画面キャプチャ」で記録する文字起こしアプリです。
本アプリの一番の特徴は、文字起こしされたテキストだけではなく、音声と画面キャプチャ、この3つをまるごと記録している点です。
会議中に表示されていた画面も確認できるため、どんな資料が提示された時にどんな内容の話がされていたのか、時間とともに薄れる会議内容をもう一度はっきりと思い出せます。
また、会議中リアルタイムで発言をブックマークできる機能も搭載されているため、気になる箇所をより簡単に、素早く振り返ることができるため、議事録作成時にも役立ちます。
「文字起こしさん」は、画像・動画・音声ファイルをアップロードするだけで利用できる文字起こしアプリです。
インターネットさえあればiPhoneからでも利用が可能なので、外出時などにも役立ちます。文字起こしさんは、音声ファイルと文字起こししたテキストを一緒に保存するため管理も簡単です。
医療・IT・介護などの専門用語に対応しているほか、多言語にも対応しており、英語・中国語・日本語・韓国語など約30の言語の文字起こしが可能です。
会員登録不要の無料プランもあるので、気軽にお試しできます。
「Vrew」は、AI音声認識で動画の字幕を作成することに特化した文字起こしアプリです。
複雑な操作はなく、シンプルな機能で簡単に動画テロップを作成することができます。
さらに、音声データだけでなくアップロードした原稿から字幕を作成することも可能です。
本アプリでは文字起こし以外にも、AI音声動画作成、100語以上の翻訳字幕、無音部分の省略など動画編集に役立つ機能があります。
動画字幕の文字起こしに最適なアプリです。
「WITH TEAM AI文字起こし」は、文字起こしサービス会社が開発した文字起こしアプリです。
文字起こしが完成したら、事前に登録しておいたメールアドレスに通知が届くシステムとなっており、時間を効率的に使えるのも魅力です。
24時間いつでも利用可能で、1分30円(税抜)という低価格で気軽にお試しできます。
また、複数のファイルを一括操作で処理することが可能であることも特徴です。
大量のデータを一度に処理したい方や、長時間の会議データの文字起こしがしたいと考えている方におすすめのアプリです。
参考:「WITH TEAM AI文字起こし」公式ホームページ
「Texter」は、多彩な機能を備えた文字起こしアプリです。
音声認識技術を用いて瞬時に音声をテキストに変換し、その内容を即座に共有することができます。
長時間の書き起こしや句読点、疑問符への変換にも対応しているため、編集時間の短縮となります。
また、本アプリは用途に応じて使い分けができるのも特徴です。
画像や動画などのメディアファイルも文字起こしが可能なため、仕事の場面だけでなくプライベートでも活用できます。
「Slack」への自動投稿機能も搭載されているので、テキスト作成から共有までスムーズに行うことができます。
「AI議事録取れる君」は、効率的なDX推進とAIで議事録作成を行う文字起こしアプリです。
「Microsoft Teams」や「Zoom」といった会議ツールとの連携ができるため、よりスムーズな議事録作成が実現します。
文字起こしを行うだけでなく、音声から作成されたテキストからAIが解析し要点を箇条書きでまとめてくれるので、作業時間の削減が期待できます。
リアルタイム翻訳機能や、チーム機能が備わっているため、オンラインミーティングだけでなく、多言語でのミーティングや社内会議をする方にもおすすめのアプリです。
「テープ起こしプレーヤー」は、Windowsパソコン向けのテープ文字起こしアプリです。
本アプリは、テープ起こし作業に必要な音声再生速度の調整だけでなく、ピッチの調整も可能です。
これにより、聞き取りやすい状態でストレスフリーなテキスト入力ができます。
さらに、ホットキーを使用して一時停止や巻き戻しを行うことができるため、効率的に作業を進めることが可能です。
また、音声の品質を調整できるイコライザー機能やノイズ除去機能、リピート機能も備えており、聞き取りづらい部分をも簡単に聞き取るサポートもしてくれます。
一言一句間違えのない正確な情報を議事録としてまとめたいと考えている方におすすめです。
「Talk To CSV」は、音声認識でテキスト化した会話をCSV出力できる文字起こしアプリです。
「Google Meet」や「Zoom」などのビデオ通話サービスを同時に使用しながら、音声認識機能で会議や商談の発言内容をテキスト化します。
作成したテキストから議事録をCSV出力することができるので、共有も簡単にできます。
また、「YouTube Live」や「Twitch」等のライブ配信の字幕として利用できるため、ビジネス・プライベート問わず幅広いシーンで活用できます。
さらに、「OBS(Open Broadcaster Software)Studio」の仮想カメラ機能を使用することで、ビデオ通話の字幕も表示できます。
「Voice Rep Pro 3」は、Windows専用の音声認識型の文字起こしアプリです。
Googleの音声認識エンジンを使用しており、録音した音声を再生すると自動でテキストに変換される機能を搭載しています。
また、Chromeからリアルタイムで転送する機能や、タイムラインの同時入力ができるため、作業のさらなる効率化が可能です。
Word文書を編集する「文書編集機能」もあり、編集したテキストはPDF形式で保存ができるため、共有も簡単に行うことができます。
さらに、句読点の自動入力機能も搭載しており、句読点を付ける作業を削ることができます。
事前に音声を登録する手間がなく、インストールをするだけですぐに始められるのも魅力です。
「Pekoe」は聴覚障がいをお持ちの方向けの文字起こしアプリです。
本アプリは、会議・配信・動画、あらゆる音声に字幕をつけることができます。
会議ではメンバーの会話がリアルタイムで文字化されるため、聞こえにくい会話もすぐ理解することができます。音声認識の誤変換があった場合も、メンバーがその場で修正できるため、より正確に情報を伝えることができます。
発話が難しい方でもチャット機能で発言できるためスムーズに会話することが可能です。
会社で開催されるオンラインイベントなどの配信や会社で配布される研修動画なども、Pekoeを配信と同じ画面に表示すれば字幕ツールのような使い方ができるため、聴覚障がいをお持ちの方でも気軽に参加することができます。
音声が聞き取りにくい方、聴覚障がいをお持ちの方におすすめのアプリです。
「Evernote」は、ノート機能に付随した文字起こしアプリです。
本アプリは主に画像、音声、スキャン、PDF、文書ファイルをノートに追加し、スケジュールや目標などを管理するアプリです。
その中に、書類や画像から文書をスキャンしテキスト化する機能が搭載されています。
スキャンした書類はそのまま保存が可能です。
例えば、健康保険証、保険書類、身分証明書、保証書などの大切な書類をスキャンしておけば、いつでもデータにアクセスすることができます。
また、請求書や航空券など、紛失しがちな書類も検索ですぐに見つけることができます。
Googleカレンダーと連携やタスク管理もあり、このアプリ一つでビジネスシーンを幅広くサポートしてくれます。
社内でDX推進を行い、業務の効率化と生産性の向上を検討している方におすすめです。
「User Local 音声議事録システム」は、無料で文字起こしができ、感情認識や単語出現頻度を可視化できるユニークな文字起こしアプリです。
マイク入力した声を認識しリアルタイムで文字起こしするシンプルなアプリですが、「感情認識」と呼ばれる「発言にどのような感情が含まれているか」を可視化できる特徴的な機能が搭載されています。
参加者全員の発言から「ポジティブ・ネガティブ」「5感情(喜び・好き・悲しみ・恐れ・怒り)」の2種類の感情認識を行い、画面内に表示されているグラフのポイントをクリックすることで該当の履歴を確認することが可能です。
また、「どんな単語が多く発言されているか」を可視化できる「単語出現頻度」機能も備わっており、会議中に使用された名詞・動詞・形容詞・感動詞の単語出現頻度を表示することができます。
文字通り「会議の見える化」を実現したい方におすすめのアプリです。
参考:「User Local 音声議事録システム」公式ホームページ
「UDトーク」は、音声認識と自動翻訳を活用してコミュニケーション、テキスト入力、文字起こし・議事録作成を支援する文字起こしアプリです。
本アプリの特徴は高精度な文字起こし機能だけでなく、コミュニケーション支援に重きを置いている点にあります。
「音声認識+音声合成」機能、「多言語音声認識&翻訳」機能、「漢字かな変換・手書き」機能を使うことで、視聴覚障がい間や多言語間、世代間のコミュニケーションの支援を可能にします。
また再翻訳機能で翻訳結果を確認しながら会話をすることができるため、必要に応じて原文を修正したり言い直したりすることでコミュニケーションを更にサポートします。
iOSとAndroidでデバイスに追加可能なキーボードモジュールも提供しており、アプリの入力項目に直接話して入力することも可能です。
文字起こしだけでなく、幅広く様々な方とのコミュニケーションに活用したい方におススメです。
ここからは、筆者が厳選した文字起こしアプリをご紹介していきます。
どんな特長・強みがあり、どんな方に向いた文字起こしアプリなのかをわかりやすくまとめていますので、文字起こしアプリ導入時に、ぜひ参考にしてください。
「CLOVA Note」は【「あの時はこう言ってたよね?」がなくなる世界へ。】をコンセプトに開発された文字起こしアプリです。
誰がいつ、何を言っていたのかを細かく管理できる機能が豊富で、文字起こし結果とは別にその時の感情や発言内容の思惑、注釈などを自由にメモできたり、大事な会話の瞬間をブックマークしていつでも瞬時に確認できる状態にしたりできるため、幅広いニーズに対応しているといえます。
複数人で活用する場合でも、共有リンクを発行するだけで簡単に文字起こし結果を共有できるうえ、リンクパスワードを設定できるので安心してご利用いただけます。
「Sloos」はマイク一台で最大10名まで話者を識別し、発言者ごとに内容をリアルタイムで作成する文字起こしアプリです。
10秒程度の音声を登録するだけで、話者を識別することができる高い音声認識機能を導入しています。
AIが自動で議事メモを作成し、「Zoom」「Teams」などオンラインのウェブ会議と併用も可能です。
また、2020年には三谷産業が主催する「MITANI Business Contest(三谷ビジネスコンテスト)」で北陸銀行賞およびダイワボウ情報システム賞を受賞しています。
本アプリは無料で利用できるため、文字起こしアプリを初めて利用する方におすすめです。
「Voioi - 文字起こしボイスレコーダー」は、ボイスレコーダー型の文字起こしアプリです。
高精度AIによる文字起こし機能で、音声からテキストを作成します。
録音した音声・文字起こししたテキストの共有機能やバックグラウンド録音、倍速再生機能を搭載しています。
93種類の言語にも対応しているので、グローバルな場面でも文字起こしが可能です。
iPhoneやiPadの端末でも利用できます。
シンプルな画面と操作性なので、初心者の方やパソコン操作が苦手な方にもおすすめのアプリです。
参考:「Voioi - 文字起こしボイスレコーダー」公式ホームページ
「GPChat AI – botと会話や要約、文字起こししよう」は、AIチャットを起用した文字起こしアプリです。
本アプリの最大の特徴は、いま話題のAチャットスマートフォンで簡単に利用できる点です。
現在はまだ英語表記のものが多いAIチャットですが、本アプリは表示画面の文字や使い方なども日本語で記載されているため、気軽に利用することができます。
文字起こしだけでなく、文章の要約や校正、翻訳を自然に行う機能も備わっているため、端末一つで仕事の効率化を図ることができます。
参考:「GPChat AI – botと会話や要約、文字起こししよう」公式ホームページ
「音声をテキストに変換する - Speechy Lite」は、音声からテキストを作成する文字起こしアプリです。
最新のAI技術と高性能な音声認識エンジンを用いてリアルタイムで音声入力をしてくれます。キーボードを使用せずに音声をテキストに変換することができるため、会議の議事録作成にも役立ちます。
さらに、利用できる言語は88ヵ国語以上に及び、iOSデバイスに対応しています。翻訳作業や授業など、さまざまなシーンで気軽に活用できます。
参考:「音声をテキストに変換する - Speechy Lite」公式ホームページ
「文字スキャン - OCR認識画像文字起こし」は、画像やイラストから文字を認識してテキストに変換する文字起こしアプリです。
画像から文字を抽出し、その結果を簡単にコピーまたはエクスポートすることができます。文字認識の機能は高精度であり、テキスト抽出テストを100万回実施した結果、99%という高い精度を出しています。
例えば絵・ドキュメント・PDF・名刺・本などの様々な文書から文字を認識、抽出します。
さらに、本アプリは一括画像処理の機能を搭載しています。
大量の画像から一括で文字を抽出することができるため、効率的に多くのテキストを取り込むことが可能です。
参考:「文字スキャン - OCR認識画像文字起こし」公式ホームページ
「YY文字起こし -高性能でシンプルな文字起こしアプリ」は、音声を迅速かつ正確にテキストに変換する文字起こしアプリです。
オンライン会議やミーティングの音声を簡単に取り込むことができます。
ICレコーダーとしても機能しているため、録音した音声にテキストを付けることも可能です。
また、音声以外の音やオノマトペも認識し表示するため、より自然なテキストに変換します。リアルタイム翻訳機能も搭載しており、多言語コミュニケーションのサポートにも役立ちます。
本アプリは会議の議事メモ作成、発言のテキスト化、テキスト化された会話や音声のメール送信など、文字起こしの幅広いニーズに対応できる高性能アプリといえます。
参考:「YY文字起こし -高性能でシンプルな文字起こしアプリ」公式ホームページ
「CasualTranscriber」は、Macユーザー向けの文字起こしアプリです。
Macにおける文字起こしサポートツールは限られており、このソフトはMacユーザーの定番とも言えます。
字幕の作成やスライドショームービーの制作など、高度な機能も備えています。
省略テキスト入力機能やリンク付きタイムスタンプ、再生速度調整など文字起こしの基本的な機能が備わっています。
また、よく使う単語を登録することで、タイピングの速度を上げることができます。
「YouTube」などの動画ファイルにも対応しており、映像を視聴しながら文字起こしを行うことが可能です。
操作画面はMac向けに最適化されており、直感的な操作がしやすいデザインとなっています。Macを使用した文字起こしツールをお探しの方にはぴったりのアプリです。
参考:「CasualTranscriber」公式ホームページ
「writer.app」は、無料で利用できるライター向けのシンプルな文字起こしアプリです。
ライター向けの機能として、読みやすい文章に整えるための「文章校正」機能を有しています。
この機能により、敬体(ですます調)と常体(である調)の混在、同じ助詞や接続詞の連続使用など、約20項目をリアルタイムで検出して通知することができます。
文章校正の精度を高め、より良い文章作成をサポートできる点は本アプリの特徴の一つです。
また本アプリは、画面上に表示された内容を確認しながら編集できるWYSIWYG(ウィジウィグ)エディタを搭載しています。
そのためH1やH2の見出し、太字、引用などの書式設定が可能で、本文をコピーして「Word」や「Googleドキュメント」に貼り付けても、書式設定をそのまま引き継ぐこともできます。
文字起こしを利用して記事を作成したいライターの方におすすめのアプリです。
「Speechnotes スピーチノート - 音声から文字へ」は、多言語に対応した文字起こしアプリです。
音声をリアルタイムで録音・テキスト化してくれます。万が一、認証に間違いがあった場合には、手入力で修正することが可能なため編集も簡単です。
また、その入力をカスタムスタンプでサポートする機能も備わっています。
また、最大の特徴は「句読点コマンド」の入力です。多言語に対応しているため、特有の「期間: 」や「コンマ;」といった句読点も1クリックで入力できる独特の機能を搭載しています。
英語の訛りや地域差も的確に聴き分けられるので、海外旅行や多言語で行う仕事の際に役立つアプリです。
参考:「Speechnotes スピーチノート - 音声から文字へ」公式ホームページ
「こえとら」は聴障者と健聴者のコミュニケーションのサポートを目的として開発された文字起こしアプリです。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) の音声認識技術が採用されているため、非常に精度の高い文字起こしができ、聴障者が困っている時に屋外でもスムーズなサポートが可能です。
また、文字起こしと同時に「絵・字をかく」「地図で示す」といった補助機能も備わっているため、認識の齟齬がなくなり誰とでもストレスフリーな会話を楽しめる点が本アプリの最大の強みです。
聴障者の方とのコミュニケーションをアシストしてくれるツールをお探しの方におすすめです。
「診察ノオト-病院・医師との会話録音記録・通院手帳ノートアプリ」は医師と患者のスムーズなコミュニケーションを実現する文字起こしアプリです。
診察内容を録音するだけで自動で文字起こしができるので、医師との会話に集中でき、病院から帰った後も音声やテキストで診察内容を振り返れるので、医師のアドバイスを正確に理解できる手助けとなります。
また、難しい医療用語はアプリ内で自動的に識別・判断され噛み砕いて解説してくれる点が大きなメリットです。
通院されている方や、自分の診察内容を細かく把握して健康になりたいと考えている方におすすめです。
参考:「診察ノオト-病院・医師との会話録音記録・通院手帳ノートアプリ」公式ホームページ
「Group Transcribe」はマイクロソフトが提供しているスマートフォン向けの無料文字起こしアプリです。
スマートフォンで会議・会話を開始すれば、他のユーザは各自の端末でBluetoothを経由して簡単に参加することができます。
会話の終了後には自動的に文字起こし結果が保存され、他のユーザやパソコンに共有したり、過去の文字起こしを閲覧することもできます。
80ヵ国以上の言語に翻訳することもできるため、開始時に自身の希望の言語を設定することで他の言語を利用するメンバーともスムーズな会話が可能です。
スマートフォンで利用できる、高精度な文字起こしアプリを無料で探している方におすすめです。
「Voice In」はGoogle Chrome用拡張機能で、1万以上のサイトで音声入力が可能な文字起こしアプリです。
Chromeに表示されているマイクボタンを押して話すだけで、話した内容がリアルタイムでテキストに変換され、任意の箇所に入力されます。
対応言語は50ヵ国以上で、「Gmail」「Google ドキュメント」といったGoogle関連サービスや、「Slack」「Discord」などのコミュニケーションサービス、「Microsoft Office」など多くのサイトでテキスト入力が可能です。
本アプリは無料で利用できますが、無料プランでは物足りない方には有料プランがおすすめです。
有料プランでは「Wordpress」「salesforce」など対応サイトが増えたり、ショートカットによる言語の切り替えなど細かいカスタマイズができたりするため、幅広いシーンで活用できます。
「Just Press Record」はApple製品に対応した買い切りの文字起こしアプリです。
本アプリはワンタップの録音機能、音声のテキスト化を搭載しており、iCloudを使ったあらゆるデバイスの同期が可能です。
録音時間は無制限で、録音や文字起こしをアプリ内で編集することができるほか、Siriを使ってハンズフリーで新しい録音を開始することもできます。
30ヵ国以上の言語に対応しており、翻訳機としても利用できる点も魅力の一つです。
そして一番の特徴は「Apple Watch」でも使用できる点です。
他のアプリとは異なり、「Apple Watch」がスリープしたり別のアプリを開いたりしても録音を継続できます。
「Apple Watch」などApple製品を利用して気軽に録音・文字起こししたい方におすすめです。
参考:「Just Press Record」公式ホームページ
「AI GIJIROKU」は他サービスとの連携に特化した、高精度な文字起こしアプリです。
ZOOMやTeams、SlackやChat workなど幅広いビジネスツールと連携が可能で、効率的なDX推進やスムーズな情報共有が可能な点が大きな魅力です。
また、「AI GIJIROKU」はスマートフォンアプリ版だけでなく、PCで利用できるWeb版も提供されており、同一アカウント内で文字起こし結果を共有できるため、自分の環境に合った最適な使い方ができます。
さまざまなアプリやツールを既に導入している方や、いつでもどこでも文字起こししたい方におすすめです。
「AutoMemo」はOpenAI社の音声認識モデル「whisper」を利用して、自然な言葉の並びになるような文字起こしが実現できる文字起こしアプリです。
複数人が発言している音声でもAIが自動で聞き分け、「えー」や「あぁ」などの意味を持たない言葉であるフィラーを自動で除去してくれるため、多くの人たちが意見を交わすような会議の場では効果的に活用できます。
また、テキストと音声データが紐づいて管理されているため、テキスト化された文字からピンポイントで音声データを再生でき、ストレスフリーに操作できる点も本アプリの強みのひとつといえるでしょう。
「Otter」は文字起こしのデータ管理に特化した文字起こしアプリです。
日々の業務で文字起こしを行う方にとって、いつ誰とどんな内容の文字起こしをしたかは非常に重要な情報ですが、データの量が膨大になってしまうと探し出すのにも一苦労です。
しかし、本アプリでは文字起こし結果をカテゴリに分けて管理できたり、テキスト検索ができたり、カレンダーと同期して予定のタイトルと文字起こし結果のタイトルを同じものに自動で設定できたりと、膨大なデータでも負担なく整理できます。
「YOMEL」は、会議後にワンクリックで9〜10割の議事録が完成できる文字起こしアプリです。
本アプリは会議開始・終了時にボタンを押すだけですぐに議事録を作成できます。
書き起こされた会議内容のほか、「書き起こされた発言をクリックするだけでブックマークできる機能」や「AIによる要点の自動リストアップ」など、さまざまな機能によって議事録の作成工数を減らすことが可能です。
また、自動FAQ機能を搭載しており、会議参加者が発したキーワードに反応して、あらかじめ設定しておいたFAQを表示することができます。
社内メンバーとお客様との会議をリアルタイムで把握・フォロー可能な管理系機能も搭載されているため、DX推進を検討しているマネージャー層の方にもおすすめなアプリです。
「AmiVoice ScribeAssist」は、国内シェアNo.1のAI音声認識AmiVoiceを搭載している、スタンドアローン型の文字起こしアプリです。
インターネット未接続の状態でも利用ができるスタンドアローン型のため、インターネット接続の有無にかかわらず、いつでもどこでもご利⽤いただけます。
クラウドに⾳声データを送信しないので、機密情報を扱う会議やWEB会議でも安⼼です。
またユーザーが保有している過去の議事録や専門用語集、会議音声データなどの素材を用いて音声認識辞書を調整することで、ユーザー専用の音声認識エンジンを構築し、より高精度な文字起こしを実現することができます。
参考:「AmiVoice ScribeAssist」公式ホームページ
「OneMinutes」は、グローバルな会議に特化した文字起こしアプリです。
本アプリは、話した言葉をリアルタイムに多言語翻訳・変換することができます。
文字起こしに対応している言語も最大110ヵ国語と幅広く、さまざまな言語間での会議をスムーズに進めることが可能です。
また、会議中に書いている議事録の内容はリアルタイムで共同編集ができるため、「保存を忘れていた」「メンバーへの共有を忘れていた」というトラブルからも解放されます。
リアルタイム翻訳に加え、作成した議事録も多言語変換が可能なので、グローバルで活躍されている企業・ユーザーにおすすめのアプリです。
「スマート書記」は、録音から議事録作成までを端末1台で完結して行う文字起こしアプリです。
本アプリは録音した議事録をもとに、AIアシストが必要な情報や重要事項をピックアップ。自動要約や要点の抽出もしてくれるので、議事録を効率的に作成できます。
スマート書記があれば、「ZOOM」や「Microsoft Teams」「Google Meet」などのあらゆる会議ツールで参加者全員の音声を簡単に録音することも可能です。
対面やWeb会議など、場面を選ばすに使用したい方におすすめのアプリです。
「VoiceRep スマート議事録 for テレワーク」は、テレビ会議の議事録を自動作成する文字起こしアプリです。
Google社の音声認識エンジンを採用しているため、早口で話してもしっかり認識してほぼ正確に文字化します。
本アプリの最大の特徴は、編集サポート機能です。
音声から作成した議事録の句読点の自動挿入・数値表記の変更・不要な改行の消去を行うことで、よりスムーズに議事録を作成することができます。
難しい操作を必要としないため、スムーズなDX推進が実現できる点も大きなメリットです。
テレワークやWeb会議を日常的に行う方におすすめのアプリです。
参考:「VoiceRep スマート議事録 for テレワーク」公式ホームページ
「Express Scribe」は、テープ起こし作業を効率化する文字起こしアプリです。
本アプリは、フットペダルでコントロールができるタイプとなっています。
フットペダルを使って音声の再生速度の変換を簡単に操作することができます。
また、マルチチャンネル音声や動画音声など、45種類のフォーマットに対応しているので、用途によって使い分けることも可能です。
作成したファイルを自動的に管理してくれるので、データ管理の時間を短縮できるのも魅力です。テープ起こし作業のスピードアップを狙う方におすすめです。
「Voice Code」は、キーボード入力が難しい方や長文を効率的に入力したい方向けの文字起こしアプリです。
パソコンとマイクをつなぐだけで、簡単に音声から文字を入力してくれます。
話した内容がリアルタイムでテキストに変換され、自動的にクリップボードにコピーされます。これにより、そのままメールやテキストエディタなどに貼り付けることが可能です。
本アプリは、長文のメール作成、送り状の住所入力、音声データの書き起こしなど、さまざまな用途に最適です。
仕事の現場での利用において、効率的な資料作成やデータ管理の時間短縮を実現したい方におすすめです。
「eRex」は、「LGWAN(総合行政ネットワーク)」専用の文字起こしアプリです。
「LGWAN」に対応しているため、地方自治体や議会事務所などの公共機関での議事録作成に役立てることができます。月間利用時間があり、予算超過の心配もいりません。
また、設定した期間で自動削除する機能や、承認をしないと処理を開始できない承認機能などの各種セキュリティ機能が搭載されているので、安心して利用することができます。
音声ファイルをアップロードするだけで自動的に文字起こしができるため、シンプルな操作性で誰でも簡単に利用可能です。
「Minutz」は、自動翻訳に特化した文字起こしアプリです。
Web会議での音声を録音・確認し、自動翻訳を行ってテキストに変換します。
自動翻訳は100言語以上に対応しており、もし録音中に発言者の言語が変わっても、問題なくスムーズに議事録などの資料を作成することができます。
さらに、記録中のテキスト修正や不要な部分の削除など、細かい修正作業も可能です。
細かい編集などに時間を削られることなく、効率的に作業を進めることができます。
参加している人の言語を指定しておくだけで、自動翻訳の際にすべて表示してくれます。
海外のお客様との商談やミーティング、国際会議をする方におすすめのアプリです。
「ACES Meet」は、通話やオンライン商談向けの文字起こしアプリです。
議事録の作成や商談の共有に割いていた時間を、55%削減したという成果が上がっています。
また、ハイライト機能が備わっているため、「誰が、どんな話題を話したか」などの情報が抜けることなく、振り返りや情報共有が可能です。
AIが商談の内容を分析し発言者の表情・目線・話し方の変化を読み取ることで、商談後のフィードバックを効率的かつより正確に行うことができます。
商談後の議事録作成の時間を削減したい方や、より効率的に商談内容の共有や分析がしたい方におすすめのアプリです。
「TIMO meeting」は、会議の議事録作成に役立つ文字起こしアプリです。
事前に社内用語を登録しておくことによって、より正確に会議の内容をテキスト化することができます。
アジェンダごとに用途に合わせて自動要約をすることも可能です。
また、会議前にTIMO上でコメントのやり取りが可能なため、会議中の質疑応答の時間の省略や、事前認識や事前情報の整理など、事前の業務サポートも利用できます。
さらに、会議後の情報共有、議事録の要約、タスク管理などの会議に役立つ機能も搭載されています。
端末一つで会議前から議事録共有まで一連のプロセスをサポートしてくれます。
ミーティングマネジメントに自動サポートツールを導入することにより、会議を効率化します。
「ZMEETING」は、AIが議事録作成する文字起こしアプリです。
本アプリは、独自の特許技術によりWeb会議の議事録の自動化を行いデータを分析します。リアルタイムで発言者ごとにテキストを作成するため、会議後のフィードバックにも役立ちます。
また、会議中の「えっと」「あー」といった不要な語句を自動で削除してくれる機能を搭載しているので、細かい編集作業の時間も削減できます。
さらに、会議の中で重要だと思われる発言があった場合には自動でフラグが立つため、振り返りがしやすくなります。
待機室機能、認証要求、退出機能などの強固なセキュリティも備わっているため、商談や重要な会議にも導入しやすいアプリです。
「OPTiM AI Voice Recorder」は、AIが音声を認識してテキストを作成する文字起こしアプリです。
音声をクラウドに保存できる機能があるため、過去にテキスト作成の必要性がなかった社内会議のデータなどを、好きな時に再生・テキスト化することが可能です。
トラブルや振り返り、確認の際に便利な機能です。
マルチデバイスに対応しており、PCはもちろんのこと、専用アプリをダウンロードすればスマートフォンからでもデータのアップロードや音声の録音などを行うことができます。
外出先でスマートフォンに録音したデータをタブレットやPCなどで編集することも可能です。
さらに、音声の部分再生やハイライト機能により効率的に編集ができ、議事録の要約や修正も簡単に行うことができます。
参考:「OPTiM AI Voice Recorder」公式ホームページ
「ailead」は、様々な外部ツールと連携してデータの自動収集・解析・可視化ができる文字起こしアプリです。
本アプリは「Microsoft Teams」「Zoom」「Dialpad」などのWeb会議ツール・IP電話や「Salesforce」と連携が可能なため、既存の業務フローのまま導入することができます。
Web会議ツールを利用すると会議内容を自動で本アプリ内に蓄積し、会議情報が自動で「Salesforce」などのSFAツールに登録されるため、入力工数を大幅に削減できます。
また録画の任意の秒数にコメントを入れる機能も搭載しているため、ピンポイントのフィードバックが実現可能です。
本アプリを利用すれば、業務の効率化や工数削減に活用するだけでなくチーム全体の教育や情報共有にも役立つでしょう。
「YouWire 音声認識」はオフィス内での通話、外出先での通話、会議時の録音をテキスト化し、クラウドで一元管理ができる文字起こしアプリです。
本アプリは、同社システム「YouWire Office」「YouWire Mobile」「YouWire Meeting」「YouWire WEBmeeting」において録音した音声データについて利用できるサービスになります。
複数の音声認識エンジンによりテキスト化したデータは、音声データとともにクラウド上での管理が可能です。
録音の終了と同時に録音データのテキスト処理を行い、 テキスト化された録音内容を迅速に閲覧することができます。
会話内容をテキスト化することで、議事録作成、書類作成の工数が大幅に削減できるほか、顧客との言った言わないトラブルの防止、応対品質のチェックにも役立ちます。
文字起こしアプリと通話録音サービスも一緒に活用したい方におすすめです。
「SACSCRIBE」は校正機能へのこだわりと業界最安水準の料金プランを有している文字起こしアプリです。
本アプリは、AIによる文字起こしはまだ発展途上という考えのもと、校正機能を重要視して作成されたアプリです。
音声の再生プレイヤーにショートカットキーを割り当てており、再生・巻き戻し・早送り・保存をキーボード操作だけでスムーズに進めることが可能です。
また業界最安水準の料金プランも魅力の一つです。利用時間が多いほどお得になる定額プランもあり、文字起こしを頻繁に利用される方におすすめです。
音声をアップロードしてから文字起こしを依頼するまでがシンプルに設計されており、直感的に使えるUIで作業もスムーズにできます。
「COTOHA Meeting Assist」は、NTTコミュニケーションズが提供している議事録作成の支援を行う文字起こしアプリです。
本アプリは音声の文字起こしだけでなく、文字起こししたものを「決定事項」や「宿題事項」として1クリックで選択したり、要点をまとめたメモをリアルタイムに作成するなど、議事録作成の負担軽減が可能です。
また12ヵ国の多言語対応によるリアルタイム翻訳、AIによる発言内容のラベル付けなど、便利な機能を搭載しています。
クラウドサーバーは、NTTコミュニケーションズが保有する国内のデータセンターで管理されており、ユーザーごとの専有領域で提供しています。
24時間365日体制で保守を実施しているほか、サーバーにアクセスできるIPアドレスを制限することも可能です。
セキュリティ対策がしっかりしている文字起こしアプリを探している方におすすめです。
参考:「COTOHA Meeting Assist」公式ホームページ
本記事では文字起こしアプリの概要や選定ポイント、筆者が厳選した文字起こしアプリを50種類ご紹介しました。
自分や自社の社員が文字起こしアプリに求めている機能をよく検討し、コストや使いやすさを調べたうえで納得できるツールを導入しましょう。
本記事が文字起こしアプリ導入の参考となり、業務の効率化や生産性の向上の手助けとなれば幸いです。