業界トップの正確率で作業効率爆上げ!
膨大な名刺の情報はあるものの
「名刺探しに多くの時間を費やしている」
「名刺の情報を業務に反映できず、ビジネスチャンスを逃してしまってる」
といったお悩みをお持ちではないでしょうか。
そんな現状を打破してくれるのが「名刺管理ソフト・アプリ」です。
本記事では、名刺管理ソフト・アプリの概要やメリット・デメリット、代表的な名刺管理ソフト・アプリを厳選して15種類紹介いたします。
導入後の運用時のコツなども詳しく解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
名刺管理ソフト・アプリとは、紙の名刺をデータ化して管理・共有・活用することができるソフト・アプリのことです。
基本的には写真撮影、もしくはスキャナで名刺情報を読み取り、必要な情報をデータ化してデータベースに格納します。
名刺情報を共有できるので社員が各自で名刺を管理してしまい、会社が顧客情報を管理できていない、といった業務の属人化を防ぐことができます。
また、膨大な名刺の情報を一元管理し、営業資源として活用することで、業務の効率化や安定的な業績に繋げることができます。
では、名刺管理ソフト・アプリは具体的にどのようなメリット・デメリットやどんな機能を備えているのかを、以下で説明していきます。
会社で名刺管理ソフト・アプリを導入するメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
簡単に社内で名刺の情報を共有できる
膨大な量の名刺情報をまとめて管理できる
検索機能により、スムーズに情報を得られる
以下で詳しく解説していきます。
名刺管理ソフト・アプリでは、名刺の写真やスキャナーで名刺を読み込むだけで、データ化して他の社員と共有することができます。
名刺情報を共有することにより会社全体で顧客情報を管理できるため、業務の属人化防止や、顧客の人脈を可視化し二重営業防止や資産確保に繋がり、業務の品質の向上が期待できます。
毎日顧客とのやり取りを重ねることで、名刺の枚数は増えていきます。
名刺を紙で管理するとなると、どこに誰の名刺を格納したか分からなくなってしまったり、置き場所がなくなってしまう可能性があり、膨大な量の名刺の管理は困難を極めます。
しかし、名刺管理ソフト・アプリを利用することで名刺情報の一元管理が可能となり、名刺の紛失してしまうリスクを回避できます。
また、名刺情報をデータで管理するため、置き場所がなくなることもありません。
名刺管理ソフト・アプリによってデータ化された名刺情報は、検索することによりスムーズに情報を得ることが可能です。
会社情報、役職、メールアドレス、氏名などの情報をもとにして、迅速に検索結果が返ってくるため、業務の効率化が期待できます。
会社で名刺管理ソフト・アプリを導入するデメリットとしては、以下の2点が挙げられます。
コストがかかってしまう
膨大な名刺情報のデータ化に時間を費やしてしまう
以下で詳しく解説していきます。
名刺管理ソフト・アプリを本格的に利用するとなると、運用コストがかかってしまいます。
なので、名刺管理ソフト・アプリ導入時には毎月、または毎年いくらかかるのかを考慮したうえで検討することをおすすめします。
しかし、中には一定期間無料で利用できるものや無料で提供されているソフト・アプリもありますので、最初は試験的に無料で利用することも可能です。
名刺管理ソフト・アプリのほとんどは、数枚程度の名刺であれば短時間でデータ化することができます。
しかし、数百枚、数千枚と膨大になればなるほど、名刺をスキャンしてデータベースに格納する作業に時間と手間がかかってしまいます。
そのため、膨大な枚数の名刺をデータ化する場合は、基本的にはスキャンの代行サービスや自動文字認識ソフトを利用します。
名刺管理ソフト・アプリの主な機能として、以下の5つがあります。
名刺情報のデータ化
紙の名刺を携帯のカメラやスキャナーで取り込み、名刺情報としてデータベースに格納し、管理することができます。
名刺情報の検索機能
会社情報、役職、メールアドレス、氏名などの一部をキーワードとして入力することで、データベースに格納した名刺情報を検索することができます。
名刺情報の名寄せ機能
同じ顧客の名刺情報を、会社情報、役職、メールアドレス、氏名などをもとに名寄せし、自動的にまとめることができます。
名刺情報の自動更新機能
部署異動や役職の変更、会社の移転に伴う名刺情報の変更を名刺管理ソフト・アプリ内で判断し、自動で最新の情報に更新することができます。
名刺情報のタグ付与機能
データ化した名刺情報に対して、自由にタグを付与してグループ分けを行うことができます。
名刺管理ソフト・アプリを導入する際には、以下で説明する4つのポイントに注目します。
名刺管理ソフト・アプリの価格形態としては主に2種類であり、「利用者数が無制限で利用できる定額制サービス」か、「ID数や名刺枚数に応じて価格が決まる従量課金制サービス」の2種類となります。
一般的には、利用者数や名刺の枚数が多い場合は「利用者数が無制限で利用できる定額制サービス」を利用し、少ない場合は「ID数や名刺枚数に応じて価格が決まる従量課金制サービス」を利用します。
名刺管理ソフト・アプリを導入する際に、自分もしくは会社にとって必要な機能・オプションを洗い出しておくことで、効率的に絞り込んで選定することができ、スムーズに導入できます。
名刺情報のデータ化方法として「スキャナー取り込み」「携帯で写真撮影」「手入力」などがあります。
スキャナーの有無や、データ化する名刺の枚数から判断して選定することをおすすめします。
名刺に記載してある情報は会社の資産であり個人情報ですので、セキュリティ面が充実してる名刺管理ソフト・アプリを導入し、安全に管理すべきです。
プライバシーマークを取得しているか、通信の暗号化機能が備わっているかなどの情報を確認し、強固なセキュリティであるかが判断可能です。
ここからはおすすめの名刺管理ソフト・アプリを厳選して15種類紹介していきます。
概要
EightはSansan株式会社が提供する、名刺管理アプリのシェアNo.1の名刺管理ツールです。
シンプルなデザインで、名刺情報の管理・共有が簡単にできます。
・特徴機能
名刺をスマホで撮るだけでクラウド上に無制限に保存
名刺タグ付け機能
自動更新機能
・対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
・料金プラン
Eight:無料
Eightプレミアム:480円 /月
・こんな方におすすめ
「Eight」は、名刺管理アプリのシェアNo.1の信頼度や、無料で使える点、名刺管理に必要な機能が一通り備わっています。
そのため、名刺管理ソフト・アプリを導入したいけど、まずはどれを導入したらいいか分からないという方は「Eight」がおすすめです。
参考元:Eight公式サイト
概要
myBridgeは、LINE株式会社が提供している無料名刺管理ツールです。
「シンプル」「無料」「無制限」をコンセプトとして、使いやすい機能が揃っています。
特徴機能
無料で利用できるにも関わらず、制限がない
LINEで名刺情報の共有が可能
OCR文字認識機能
対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
料金プラン
無料
こんな方におすすめ
名刺管理ソフト・アプリの導入にあたり、できるだけコストを抑えたいが、品質は落としたくないという方におすすめです。
また、LINEで簡単に名刺情報を管理・共有できるため、お手軽に名刺管理ソフト・アプリを利用したい方にもおすすめです。
参考元:myBridge公式サイト
概要
Zoho CRMは、ゾーホージャパン株式会社が提供している、営業活動の効率化に特化したクラウド型CRM(顧客管理)ツールです。
同社が提供しているアプリ「Card Scanner」と組み合わせて利用することで、名刺情報の管理が可能となります。
特徴機能
見込み客(これから売り上げにつながる見込みのある顧客)の自動管理・分析機能
自動メール送信機能
名刺タグ付け機能
対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
料金プラン
スタンダード:1680円 /月
プロフェッショナル:2760円 /月
エンタープライズ:4800円 /月
アルティメット:6240円 /月
こんな方におすすめ
営業活動を最大効率でこなすことを目指している方や、複数の機能を使いこなして顧客の分析を行いたい方におすすめです。
参考元:Zoho CRM公式サイト
概要
SmartViscaは、世界でトップシェアを誇る「Salesforce」で利用することができるクラウド型名刺管理サービスです。
特徴機能
クラウド連絡帳機能
OCR文字認識機能
他サービスとの豊富な連携機能
対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
料金プラン
1ユーザー:1300円 /月
こんな方におすすめ
「Salesforce」を利用して顧客情報を管理している方や、膨大な顧客情報を可視化して一元管理したい方におすすめです。
参考元:SmartVisca公式サイト
概要
THE 名刺管理 Businessは「Salesforce」と連携して名刺情報を活用できる、名刺管理・SFA(営業支援システム)ツールです。
特徴機能
Salesforceを利用したデータ管理
ユーザーに権限付与可能
オペレーターによる名刺作成・訂正サービス
対応OS
Windows/iOS/Android
料金プラン
お問い合わせ
こんな方におすすめ
IT導入補助金制度の利用を考えている方や、「Salesforce」を利用して顧客情報を管理している方におすすめです。
概要
ホットプロファイルは、営業力強化と売り上げアップを実現する名刺管理・営業支援サービスです。
特徴機能
オンライン名刺交換機能
見込み客(これから売り上げにつながる見込みのある顧客)を自動判断してデバイスに通知
専任オペレーターによる高精度な名刺情報のデータ化
対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
料金プラン
お問い合わせ
こんな方におすすめ
多くの企業の導入事例があるため、信頼できる名刺管理ソフト・アプリを利用したい方や、営業の業績向上を目指している方におすすめです。
参考元:ホットプロファイル公式サイト
・概要
ApeosPlus Cards Rはシンプル、かつ簡単でお手軽に名刺情報をデータ化することができるクラウド名刺管理ツールです。
・特徴機能
OCR文字認識機能
権限設定・IPアドレス制限可能
名刺情報をCSV変換可能
・対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
・料金プラン
ApeosPlus Cards R 5ユーザー~:3000円~ /月
・こんな方におすすめ
とにかくシンプルで、基本的な機能が備わっている名刺管理ツールを利用したいといった方におすすめです。
概要
トーニチ ネクスタ メイシは東日印刷株式会社が提供する、コストパフォーマンスが魅力的なクラウド名刺管理サービスです。
特徴機能
法人企業単位で名刺を管理
簡単に人脈を可視化・共有可能
検索エンジンのような強力な検索機能
対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
料金プラン
1ユーザー:660円 /月
こんな方におすすめ
リーズナブルな料金とシンプルなデザインなので、お手軽に名刺管理ソフト・アプリを導入したい方におすすめです。
概要
メイシーは株式会社もぐらが提供する、シンプルを追求したクラウド型名刺管理サービスです。
特徴機能
名刺を郵送するだけで情報をデータ化して管理
シンプルでわかりやすいデザイン・操作感
CSVインポート・エクスポート可能
対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
料金プラン
基本プラン:2178円 /月
こんな方におすすめ
IT初心者でPCの操作に自信がない方や、運用時のコストをなるべく抑えたい方におすすめです。
参考元:メイシー公式サイト
概要
eセールスマネージャーRemix Cloudは労働時間削減と売上増加を実現する、生産性向上に特化した営業支援ツールです。
特徴機能
CSVインポート可能
オペレーターによる名刺のデータ化
OCR文字認識機能
対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
料金プラン
スケジュールシェア:3000円 /月
ナレッジシェア:6000円 /月
スタンダード:11000円 /月
・こんな方におすすめ
名刺管理以外でも、営業活動を支援する機能が豊富に搭載されているので、幅広いシーンでの利用を検討されている方におすすめです。
参考元:eセールスマネージャーRemix Cloud公式サイト
概要
Knowledge Suiteは、ナレッジスイート株式会社が提供する、豊富な機能を取り揃えたクラウド型ビジネスツールです。
特徴機能
自分の名刺のQRコードを発行
利用ユーザ数が無制限
強固なセキュリティ
対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
料金プラン
グループウェア:10000円 /月
SFAスタンダード:50000円 /月
SFAプロフェッショナル:80000円 /月
こんな方におすすめ
利用ユーザ数が無制限なので、大人数での利用を検討されている方にとってはコストパフォーマンスが良く、おすすめです。
概要
名刺de商売繁盛はヤマトシステム開発株式会社が開発した名刺活用販促支援サービスです。
特徴機能
強力な検索機能により、名刺情報以外でもタグ情報での検索も可能
組織情報や人脈を簡単に可視化
名刺情報の会社住所を地図で確認可能
対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
料金プラン
ユーザー無制限:30000円 /月
こんな方におすすめ
業務のムダな時間をなくしたい方、もしくはコストを抑えつつ、豊富な機能を使いこなしたいという方におすすめです。
参考元:名刺de商売繁盛公式サイト
概要
PHONE APPLIは、組織内の連携力を強化することに特化した名刺管理ツールです。
特徴機能
アプリ内での1on1チャットやグループチャット機能搭載
災害時にスムーズな安否確認可能
管理者によるアプリロック機能によりスマホ紛失時にも安心
対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
料金プラン
お問い合わせ
こんな方におすすめ
業務効率化を目指している方や、社内コミュニケーションを強化したい方におすすめです。
参考元:PHONE APPLI公式サイト
概要
Sansanは業界シェア率8割以上を誇る、名刺情報に価値を与え、営業力を強化するクラウド型名刺管理サービスです。
特徴機能
企業データベース搭載により、他の企業と接点をつくれる
顧客との接触履歴を管理
顧客情報取り込み時に、反社会勢力との繋がりがないかを自動検知
対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
料金プラン
お問い合わせ
こんな方におすすめ
最も信頼できるサービスを利用したい方や、どの名刺管理ソフト・アプリを導入すれば良いかわからないという方は「Sansan」をおすすめします。
参考元:Sansan公式サイト
概要
CAMCARD BUSINESSは営業力の向上とビジネスの効率化に特化したクラウド型名刺管理ツールです。
特徴機能
OCR文字認識機能
名刺情報からメールマガジン配信
17か国後に対応
対応OS
Windows/Mac/iOS/Android
料金プラン
STANDARD:1700円 /月
PROFESSIONAL:2500円 /月
こんな方におすすめ
とにかく営業力を強化して、売上の向上に貢献できるようなツールを導入したい方にはおすすめです。
名刺管理ソフト・アプリを上手に活用するコツとして
名刺を頂いたら、なるべくその日にデータ化する
名刺に関連する情報も登録する
紙の名刺もしっかりと管理しておく
の3点を解説していきます。
頂いた名刺を、紙で長期間保有していた場合、名刺の劣化や紛失、登録自体を忘れてしまう恐れがあるため、名刺を頂いたらすぐにデータ化することをおすすめします。
また、すぐにデータ化することで、記憶が新しいうちに名刺のタグやコメントを付けることができるので、情報が間違っていたり、欠けることなくデータを管理することができます。
名刺に関連する情報として、どんな用件で知り合ったか、場所や日付、人柄などの情報もあわせて登録しておくことで、会社の資産として、より価値が高い情報となります。
また、次に会った時にも、詳細に顧客の情報を思い出せるきっかけとなるので、顧客とのコミュニケーションの活性化が期待できます。
名刺管理ソフト・アプリでしっかりと名刺を管理していたとしても、間違って情報を消してしまったり、デバイスが故障して名刺管理ソフト・アプリが立ち上がらなくなってしまった場合、データでは名刺の情報を得ることができなくなってしまいます。
なので、名刺管理ソフト・アプリに登録後は、紙の名刺もファイリングするなどして管理しておくことをおすすめします。
本記事では、厳選して名刺管理ソフト・アプリを15種類紹介するとともに、メリット・デメリットや選定ポイント、活用方法などを紹介・解説してきました。
会社の資産となる名刺は、紙で管理するよりもデータで管理した方が圧倒的にメリットが多く、業務の効率化に繋がります。
ぜひ、これを機に名刺管理ソフト・アプリを導入し、ビジネスに役立ててみてはいかがでしょうか。