「ディクテーション」で英語力は伸びる？メリットと正しい学習方法を徹底解説！
業界トップの正確率で作業効率爆上げ！
「英語をもっと楽しく学びたい！」
「自分の好きなドラマや映画で英語学習したい」
「英語のリスニング力を鍛えたい」
「ディクテーションをやってみたけど、正しくできているか不安・・」
そんな人にピッタリなのが、ディクテーションという学習方法。方法を少し工夫すれば、楽しく効率的に英語が学べる、英語学習者にとっては願ったり叶ったりの学習方法です。
今回は、ディクテーションとは？という基本の疑問から、英語力は本当に伸びるのかという疑問、そしてディクテーションの正しいやり方について徹底解説していきます。また、最後にはディクテーションでの英語学習をもっと効率的にするおすすめツールも紹介します。
すでにディクテーションで英語学習をしたことがある人もぜひチェックしてみてください。
ディクテーションってそもそもなに？
ディクテーション（Dictation）とは、聞き取った言葉を書き取る作業のことを指します。
英語学習におけるディクテーションでは、「英語を」聞き取り、一字一句を書き取るという作業になります。
ディクテーションにも実は様々な方法があり、主な種類は以下の2つ。
全文書き取り
聞き取った文章を全て書き取る方法。
最もシンプルな方法ですが、全文聞き取るのはかなりの集中力を使いますし、難易度が高い方法でもあります。
穴埋め式
聞き取る内容を部分的に隠し、その穴を埋めていく方法です。
全文書き取りと比べて易しく、初心者におすすめの方法。いきなり全文書き取りは難しすぎる！という人は、穴埋め式から始めて徐々に全部書き取りにシフト、という流れが良いでしょう。
ディクテーションは「英語学習」に効果的？
ディクテーションの説明を見て、「楽しそう」「やってみたい！」「これならできそう」と思った方も多いのではないでしょうか。
ここでは、「でも、ディクテーションって本当に英語学習に効果があるの？」という点について解説していきます。
ディクテーションで圧倒的に伸びるのは「リスニング力」！
一度聞いただけで文章を書き取るのは難しいので、ディクテーションをすると必然的に何度も英文を耳にいれることになります。その結果、リスニング力がメキメキ鍛えられるので、リスニングを伸ばしたいという人にはピッタリの学習方法です。
また、聞き取る内容の分野を意識的に選ぶことで自分が鍛えたいピンポイントのリスニング力を鍛えることができます。
例えば「教授が話すような学術的な内容」「ドラマで使われる砕けた口語」「人に訴えかけるスピーチ」など、自分がなぜ英語を学びたいのか？という視点から分野を意識的に選択することで、さらにあなたが望む英語力を手に入れやすくなります。
ディクテーションで英語学習するその他のメリット
リスニング力以外にも、ディクテーションで伸びるポイントやメリットはたくさん。
＜ディクテーションで英語学習するメリット＞
知らない単語や表現の意味を推測する力が伸びる
知らなかった単語を発見できる
文法力が身に付く
ネイティブが使う表現を理解できる
ネイティブの発音や抑揚を学べる
リスニング力に加えて、英語学習にまつわる様々な力を身につけることができます。
また、知らなかった表現や単語を覚えることも。単語や表現単体でなく、前後の表現と組み合わせて覚えることができるので、より記憶しやすくなります。
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ディクテーションの正しいやり方
リスニング力だけでなく、単語力や文法など様々なポイントから英語力を伸ばすことのできるディクテーション。
ここでは、正しいディクテーションの方法をお伝えしていきます。正しい方法で行うことで、より効果的に英語力をアップすることができます。難しいポイントはありません。ディクテーションを始めたい人はぜひこれから紹介するポイントを押さえながらトライしてみてください。
適切な教材を選ぼう | 内容やレベル感を意識！
一番重要なのは、聞き取るもの＝教材選び。
ここで自分に合ったものを選ばないと、学習効果の低下のみならずモチベーションの低下にも繋がってしまうので要注意です。
下記のポイントを意識しながら選んでみてください。
① 内容は身近なもの・興味のあるものを
内容選びは非常に重要。人間、興味のない内容をひたすら聞くことは苦痛です。
まずは、自分の趣味や興味のある分野に紐づいた内容を選ぶようにしましょう。もしくは、「この分野を勉強したい！」という意志があれば（例えば建築・医療など）、分野に関連する内容を選ぶのも手ですね。
とにかく、自分が「聞いていて楽しい・為になる」と思える内容を選ぶようにしましょう。
② 英語のレベル感を意識する
自分の英語レベルと合った教材を選びましょう。簡単すぎると伸び率が悪くなりますし、難しすぎても頭に入ってこずモチベーションの低下になります。
まずは内容を軽く聞き流してみて、「9割、少なくとも8割くらいはわかる！」ものを選びましょう。
③ 長すぎないものを選ぼう
長すぎると集中力が途切れてしまいます。初めは1分以内を目安にしてみてください。
どうしても聞きたい内容が長い場合は、「今回は3分まで」と長さを決めてしまうのも手です。
④ 速度調整できるもの
自分のレベルと合わせるために、速度調整ができるとベストです。特に慣れるまでは早くて聞き取れない、というケースが出てくるはず。そんな時に、少し遅めのスピードに調整することで少しずつレベルアップを図ることができます。
逆に推奨できないのは、洋楽などの音楽です。
表現が極端に独特なので、日常生活では実際に使わない表現が出てきたり、歌っているので単語がとても聞き取りにくかったりと、英語学習を念頭に置くと好ましくありません。
息抜き程度に試してみるならいいですが、本格的なディテクーション学習には向かないでしょう。
ディクテーション書き取り時の注意点
ディクテーションでさらに学習効果をアップさせるための注意点やコツをご紹介します。
① 細かく切りながら、少しずつ聞き取る
いきなり全文をリアルタイムで書き取るのは至難の業。
こまめに音声を停止しながら、自分のペースで書き取っていきましょう。慣れてきたら徐々に間隔を伸ばしていけばOKです。
② すぐに答え合わせをせず、まずは自分で意味を読み取る
全部書き取りが終わったら、答え合わせをしたい気持ちは一旦抑えて自分で全文を読んでみましょう。
意味を理解できるか、スペルミスはないか、文法がおかしいところはないか・・等、不自然な部分がないかチェックすることで英語力がアップし、次回に活かすことができます。
③ 仕上げに自分で読んでみる
ディクテーションの作業が一通り終わったら、最後に音声に合わせて音読してみましょう。
こうすることで、ネイティブの抑揚や発音が自然と身につき、スピーキング能力もアップします。
こういう時はどうする？
・聞き取れない単語があると焦る
→ 知らない単語や聞き取れない単語が時折出てくるのは当たり前です。
焦らずに、耳に入った音をローマ字で記録しておきましょう。後で答え合わせすれば問題ありません。
・手書きで書き取るのが苦手
→ パソコンを使ってワードなどに打ち込むスタイルでも問題ありません。ただし正確なスペルをしっかり身につけたい場合は、自動修正機能をオフにしておきましょう。
・何度聞き取っても聞き取れない
→ 何度聞いても聞き取れないものは、100回以上聞いても聞き取れないことがほとんどです。自分で「5回まで」など上限を決めて、聞き取れない部分が多くても「次は頑張ろう！」と切り替えましょう。続けることで必ず成果が出ます。
ディクテーション英語学習を一歩先に進めたいなら | 文字起こしツール活用をオススメ
最後に、ディクテーション学習で役に立つツールをご紹介。
それは、「自動文字起こしツール」。文字起こし（＝音声を文字に落とし込むこと）を自動でおこなってくれるツールを使うことで、ディクテーション学習をさらに楽しく、効果的に行うことができます。
自動文字起こしツールの活用方法 ① | 答え合わせのない音声を使いたいときに
「このドラマを教材に使いたいのに、綺麗にまとまった字幕がない・・」
ディクテーション学習をしていると、こんな風に「学習したい教材に答え合わせの文章がない」ことがあります。
そんなとき、自動文字起こしツールに音声を読み込ませて文字起こしさせておくことで、答え合わせ用の文章が入手できます。どんな音声でも教材にできる力強い助っ人になります。
自動文字起こしツールの活用方法 ② | 仕上げの音読の成果を確認する
ディクテーション後の仕上げに音読するとき、文字起こしツールに自分の音声を読み込ませてみましょう。はっきりと英語が話せていれば、きちんと文字起こしされるはずです。
答え合わせ後の仕上げに使って、スピーキングや発音練習に役立てることができます。
おすすめ自動文字起こしツール”Notta”
自動文字起こしサービスNottaは、AIを搭載しているため誤字脱字が非常に少なく、ディクテーションにおすすめのツールです。
文字起こし内容は自分で編集できるので、ディクテーション学習のノート代わりに使うことも。
また、アカウントをリンクすることでパソコンでもスマートフォンでも利用可能なので使用する場所を選ばないこともメリット。一番ベーシックなプランは無料で使えますので、気になる方はぜひ一度試してみてください。
英語に自信がない？音声認識ツールNottaを使って英語の練習をしましょう！
58言語に対応する文字起こしツールNottaは、英語、韓国語、中国語などの音声を文字起こし・翻訳できます。
まとめ
ディクテーションとは何か？という疑問から、ディクテーションによる英語学習の効果や正しいやり方について解説しました。
正しい方法で続けることで、リスニング力だけでなく様々な角度から英語力を鍛えられるディクテーション。好きなドラマや講義など、教材を興味に沿って選ぶことで楽しく続けられる魅力的な学習方法です。
新しい英語学習方法にトライしたい！という人はぜひチャレンジしてみてください。
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