社内DX

社内DXとは?具体的なポイントや役立つデジタルツール10選も解説!

社内DXとは、Digital Transformation(DX)の考え方を社内業務に適用し、デジタル技術を活用して業務の効率化や生産性向上、働き方改革などを実現することです。社内DXは、多くの業務を抱える大企業において特に効果的であり、1つの業務改善でも経営へ大きな影響を与えます。

今回は「社内DX」に焦点を当て、その概要や必要性、進め方、達成するためのポイント、成功事例、促進する際の注意点、社内DX化・デジタル化に役立つおすすめツールなどについて解説します。現在社内DXに取り組んでいる企業や、今後取り組む予定のある企業はぜひご一読ください。

社内DXとは?

社内DXとは、Digital Transformation(DX)の考え方を社内業務に適用し、デジタル技術を活用して業務の効率化や生産性向上、働き方改革などを実現することを指します。

社内DXの必要性と具体的な効果

ここでは、社内DXの必要性と具体的な効果について5つの観点から解説します。

1

業務効率化と生産性向上

デジタル技術を活用することで、これまで手作業で行っていた業務を自動化したり、データ分析によって業務の無駄を省いたりできます。これにより、従業員の負担が軽減され、本来の業務に集中できる時間が増えます。

2

コスト削減

社内DXにおける業務効率化と生産性向上に伴い、紙の使用量削減や出張費の削減、人件費の削減など、さまざまなコストの削減が見込めます。

3

従業員や顧客の満足度向上

テレワークやフレックスタイム制などの導入により、働き方改革を実現できます。これにより、優秀な人材の確保・定着や、従業員のワークライフバランスの向上につながるでしょう。また、業務効率化や生産性向上は、顧客対応の迅速化や質の向上にもつながります。

4

市場変化への適応力強化とBCP対策

デジタル技術を活用することで、新たなビジネスモデルの構築や、顧客との新しい接点の創出が可能です。また、災害やパンデミックなどの緊急事態が発生した場合、社内DXが進んでいれば、テレワークやオンラインでの意思決定など迅速な対応が可能になります。

5

競争優位性の向上と成長促進

社内DXによって、企業全体の競争力が強化されます。これは、社内DXによる業務効率化・生産性向上、新規事業の創出・収益拡大、顧客満足度の向上、働き方改革、コスト削減、BCP対策など、さまざまなことが影響しています。

社内DXの進め方

ここでは、社内DXの進め方について6つのステップに分けて解説します。

1.プロジェクト目的の決定

まず、なぜ社内DXに取り組むのか、どのような成果を達成したいのか、その目的を明確にする必要があります。経営層と現場の意見をすり合わせ、共通認識を持つことが重要です。

2.現状分析と課題特定

次に現在の業務プロセスやシステムを分析し、課題を抽出します。抽出の際は、以下のような点に注目しましょう。

tips
  • 非効率な作業はないか

  • 無駄な時間はないか

  • ミスやヒューマンエラーはないか

  • 顧客満足度はどうか

  • 従業員のストレスはどうか

3.DX推進の体制を整備

次に社内DXを推進するための体制を整えます。具体的には、以下のようなことが必要です。

tips
  • DX推進委員会の設置

  • DX推進リーダーの選任

  • 各部門から担当者の選任

  • 必要な予算の確保

4.DX推進の優先順位を決定

すべての課題を一気に解決しようとすると、混乱が生じます。解決すべき課題の優先順位をつけ、重要度が高い課題から取り組むことが重要です。

5.具体的な施策を立案・実行

各課題に対して、具体的な施策を立案・実行します。施策を立案する際には、以下の点に注意しましょう。

tips
  • 実現可能性・スケジュール調整

  • 施策後の効果

  • 施策にかかるコスト

6.効果測定・改善

施策の実行後は、定期的な効果測定と改善を繰り返しましょう。効果測定を行うことで、施策の成果と課題を把握できます。社内DXは、1度で完了するものではありません。常に新しい技術や手法を取り入れながら、継続的に改善していくことが重要です。

社内DXを達成するための3つのポイント

ここでは、社内DXを達成するための3つのポイントについて解説します。

1.経営層のコミットメント

社内DXを成功させるには、経営層が責任を持って、積極的に推進することが重要です。経営層が率先して取り組むことで、社内全体にDXへの意識が浸透し、取り組みが加速します。

2.従業員教育・研修

社内DXは、従業員の協力なしには成功しません。従業員に社内DXの目的や意義を理解してもらい、積極的に取り組んでもらうことが重要です。そのため、従業員がデジタル技術を使いこなせるように、教育・研修を実施する必要があります。研修内容は、職種や業務内容に合わせて検討しましょう。

3.外部パートナーやデジタルツールの活用

社内DXを実施する際は、専門的なスキルやノウハウが必要不可欠です。自社だけですべてを完結させるのではなく、必要に応じて外部パートナーからのサポートを受けましょう。また、社内DX化・デジタル化に役立つツールの活用もおすすめです。これについては後述解説します。

社内DXの成功事例

社内DXは、さまざまな企業で推進されており、多くの成功事例が生まれています。以下では、業種別に代表的な成功事例を紹介します。

1.製造業

製造業では、主に以下のような社内DX戦略が取られています。

企業

課題

実施内容

効果・結果

トヨタ自動車株式会社:材料開発におけるDX 試行錯誤による開発期間の長さ AIを活用した材料開発システムの導入 材料開発リードタイムの大幅短縮。材料開発にかかるコストを削減
キリンビール株式会社:MJ(未来の需給をつくる)プロジェクト 需給の変動に対応した生産計画の難しさ AIやビッグデータ分析を活用した需給予測システムの導入 在庫削減や廃棄ロス削減、顧客満足度の向上

 

2.金融業

金融業では、主に以下のような社内DX戦略が取られています。

企業

課題

実施内容

効果・結果

りそなホールディングス:先進的な銀行アプリ 顧客満足度の低さ、来店時の対応力 AIチャットボットや顔認証システム、オンライン完結取引などを備えた銀行アプリの開発・提供 顧客満足度の向上、来店回数の削減、業務効率化
東海東京証券:AIと人材アセスメントデータの活用 営業組織力の低下 AIと人材アセスメントデータを活用した営業研修プログラムの開発 営業従業員のスキル向上や成約率向上

 

3.小売業

小売業では、主に以下のような社内DX戦略が取られています。

企業

課題

実施内容

効果・結果

株式会社ユニクロ:セルフレジの導入 人手不足やレジ待ち時間の増加 セルフレジの導入 顧客満足度の向上、レジ待ち時間の短縮、人件費の削減
株式会社ロフト:業務効率化による働き方改革 長時間労働、生産性の低さ RPAやワークフローシステムなどを導入し、バックオフィスの業務を効率化 年間約6,000時間の人件費削減、業務時間短縮、従業員の満足度向上

 

社内DXを促進する際の注意点

ここでは、社内DXを促進する際の注意点について3点解説します。

1

ステークホルダーの関与とコミュニケーション

社内DXを成功させるためには、経営層だけでなく、さまざまなステークホルダーの関与が不可欠です。ステークホルダーとのコミュニケーションを密にすることで、それぞれの意見や要望を把握し、共通認識を形成できます。

tips主なコミュニケーション方法
  • 定期的な情報共有(メールや電話、チャットツールなどの活用)

  • 意見交換会

  • インタビュー

  • アンケート

  • ワークショップ

2

各ステークホルダーに合わせたサポートの提供

変革に対する抵抗や不安の管理として、各ステークホルダーのニーズに合わせたサポートを提供することが重要です。

tips
  • 経営層:社内DXのビジョンや戦略を策定し、推進するための体制を整える

  • 現場の従業員:DXツールやシステムの使い方を教育・研修する

  • IT部門:DXツールやシステムの導入・運用を支援する

  • 顧客:DXによって提供される新しいサービスや価値を理解してもらう

  • 取引先:DXによって変化する業務プロセスやシステムに対応してもらう

3

成果の共有・モチベーションの向上

社内DXの成果を積極的に共有することで、ステークホルダーのモチベーションを高められます。

tips成果の共有方法
  • 社内報

  • イントラネット

  • 社内イベント

  • 表彰制度

社内DX化・デジタル化に役立つおすすめツール10選

ここでは、社内DX化・デジタル化に役立つおすすめツールについて10選解説します。

1.議事録作成ツール:Notta

ノッタのホームページ

(出典:Notta

概要:

Nottaとは、98.86%の高精度な音声認識で、1時間の音声をたったの5分で文字起こしできるAIツールです。リアルタイムでの文字起こしや音声・動画・URLの文字起こしなどに対応できます。また、AI翻訳や要約、文章の自動校正などにも対応。テキストデータは編集したり、docx、txt、pdfなどのさまざまな形式でエクスポートできたりします。

機能:

  • リアルタイム文字起こし

  • 音声・動画・URLの文字起こし

  • AI要約・翻訳・校正

  • 話者識別機能

  • 複数デバイスとの同期

  • 多言語対応(58言語に対応)

  • テキストデータのエクスポート

特徴:

  • 高精度な音声認識と高品質な文字起こし

  • テキスト・ファイルデータの一元管理が可能

  • 万全のセキュリティ対策で情報漏洩を防止

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

  • 基本無料(フリー)

  • 1,317円/月(プレミアム)

  • 2,508円/月/1アカウントあたり(ビジネス)

  • 要相談(エンタープライズ)

※年間プランの場合

社内DXに役立つツール!

会議やオンライン研修など、さまざまなシーンで手軽にご利用いただけます。

2.ワークフローツール:サイボウズ Office

サイボウズOffice

(出典:サイボウズ Office

概要:

サイボウズ Officeとは、中堅・中小企業で高いシェアを占めるグループウェアです。社内の情報共有やコミュニケーションを円滑にする機能をワンパッケージで提供します。勉強会の開催や、評価シートでのフィードバックなど導入前後に受けられる充実したサポート体制が魅力的。万全の体制で、導入から運用までを徹底フォローしてくれます。

機能:

  • スケジュール管理

  • ファイル管理

  • メッセージ機能

  • ワークフロー

  • 報告書

  • ToDoリスト

  • タイムカード

特徴:

  • 個人の予定管理やチームの予定共有ができるグループスケジューラー機能

  • 「稟議書」「交通費申請」「休暇申請」などの申請・決裁を電子化

  • 商談報告や打ち合わせ議事録など、さまざまな文書をフォーマット化して共有可能

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

  • 初期費用:無料

  • 500円/月/1ユーザー/税抜(スタンダードコース)

  • 800円/月/1ユーザー/税抜(プレミアムコース)

  • オプション費用あり

3.データ分析ツール:Sales Analytics

Sales Analytics

(出典:Sales Analytic

概要:

Sales Analyticsとは、Tableau CRM機能をSales Cloudに組み合わせた営業組織に役立つ包括的な分析ツールです。商談の早期成約と精度の高い売上予測を実現します。また、さまざまな切り口でグラフが連動する動的ダッシュボードも魅力的。データにもとづく営業活動で売上目標を予測、計画します。

機能:

  • リアルタイムのデータ管理

  • 調整可能な売上予測

  • 実践的な売上予測ビュー

  • 一元化されたビュー

  • 商談の健全性シグナル

  • 案件と顧客のインサイト

  • 分析プラットフォーム

特徴:

  • 精度の高い業績予想・データ分析が魅力的

  • パイプラインデータから次の行動につながるインサイトを得て、短期間で成約

  • 営業に特化したインテリジェンスとアナリティクスで収益力を強化

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

  • 無料トライアルあり

  • 3,000円/税抜/1ユーザー/月(Starter)

  • 9,600円/税抜/1ユーザー/月(Professional)

  • 19,800円/税抜/1ユーザー/月(Enterprise)

  • 39,600円/税抜/1ユーザー/月(Unlimited)

  • 60,000円/税抜/1ユーザー/月(Einstein 1 Sales)

  • 拡張機能あり

※年間契約の場合

4.プロジェクト管理ツール:asana

Asana tool

(出典:asana

概要:

asanaとは、G2が発表したプロジェクト管理ツールランキングで1位を獲得したツールです。50種以上のプロジェクトテンプレートやルーチンタスクを自動化する機能、仕事のリクエスト受領を効率化する機能など、プロジェクト管理の効率化・自動化に強みがあります。また、GoogleスプレッドシートやZoomなど、さまざまな外部ツール・アプリとの連携にも対応可能です。

機能:

  • 無制限のタスク、プロジェクト、ファイルストレージ(100MB/ファイル)、アクティビティログ、メッセージ

  • プロジェクトのリストビュー、ボードビュー

  • カレンダービュー

  • 基本的な検索条件

  • ステータス更新

  • カスタムプロジェクトテンプレート

  • 管理者コンソール

特徴:

  • 業務に必要な書類や情報などをタスク単位で紐付け。人・仕事の可視性や生産性の向上につながる

  • リアルタイムでチームの進捗状況を確認。潜在的な問題を発見して進捗を関係者に共有し、スピーディな対応へ

  • ツールの導入や研修、顧客のニーズに合わせた独自のカスタマイズなど、カスタマーサクセスチームが徹底サポート

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

  • 無料プラン(Personal)

  • 1,200円/月/1ユーザー(Starter)

  • 2,700円/月/1ユーザー(Advanced)

  • 要問い合わせ(Enterprise)

  • 要問い合わせ(Enterprise+)

※年間払い

5.コラボレーションツール:NotePM

NotePM

(出典:NotePM

概要:

NotePMとは、さまざまな情報を書き込み・蓄積して、必要に応じてすぐに検索できる社内wikiツールです。検索に強く、情報整理がしやすいという点に強みがあります。業務手順書・マニュアルのほか、属人的なナレッジの共有にも最適です。また、柔軟なアクセス制限機能やセキュリティ対策で、マニュアル作成や取引先との情報共有などさまざまなビジネスシーンで活用できます。

機能:

  • 強力な検索機能

  • 社内wiki+ファイル共有

  • レポート機能

  • マニュアル作成

  • 変更履歴の自動記録

  • 高機能エディタとテンプレート

  • チャット連携・API対応

特徴:

  • 社内ナレッジの蓄積・共有に強み。さまざまな文書や情報を一元管理

  • 強力な検索機能。各種ファイルの中身も全文検索

  • 高機能エディタとテンプレート機能でフォーマットを標準化

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

全プラン共通:初期費用やサポート費用は0円

プラン

料金

利用人数

容量

プラン8 4,800円/月 8名 80GB
プラン15 9,000円/月 15名 150GB
プラン25 15,000円/月 25名 250GB
プラン50 30,000円/月 50名 500GB
プラン100 60,000円/月 100名 1T
プラン200 120,000円〜/月 200名~ 2T~

 

6.CRM(顧客関係管理)ツール:GENIEE SFA/CRM

GENIEE SFA/CRM

(出典:GENIEE SFA/CRM

概要:

GENIEE SFA/CRMとは、国産のクラウド型顧客管理システムです。CRMの顧客管理や分析とSFAの商談管理や名刺管理など、ビジネスマンをサポートする機能が豊富に搭載されています。またAIアシスタントとして「GPT-4」を採用。入力データはモデルの学習に利用されない仕様に設定されているため、情報漏洩の心配はありません。

機能:

  • 顧客管理

  • プロセス管理

  • グラフ作成

  • タスク管理

  • レポート機能

  • 名刺管理機能

  • Gmail、Googleマップ、MA、カレンダー連携

特徴:

  • 低価格で多機能。商談から顧客の管理はもちろんその他機能も豊富

  • 入力も分析も直感的に利用可能。ベテラン営業の方も使いこなせるSFA

  • 運用開始が短期間で可能。項目設定もデータ移行もドラッグアンドドロップで実行

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

  • 無料トライアルあり

  • 34,800円/月/税抜(スタンダード)

  • 54,800円/月/税抜(プロ)

  • 98,000円/月/税抜(エンタープライズ)

※最低利用期間は1年

7.コミュニケーションツール:Chatwork

Chatwork

(出典:Chatwork

概要:

Chatworkとは、Chatwork株式会社が提供するクラウド型ビジネスチャットツールです。メッセージのやりとりだけでなく、タスク管理やファイル共有、ビデオ通話などができます。誰でも簡単に扱いやすいUI設計が意識されているため、初心者にもおすすめです。また、すべての通信をSSL/TLSで暗号化。国際レベルのセキュリティ基準で、安心して業務に着手できます。

機能:

  • チャット

  • タスク管理

  • ファイル管理

  • ビデオ/音声通話

  • コンタクト管理

  • 通知機能

  • プロフィール機能

特徴:

  • チームでのコミュニケーションや社外メンバーとの情報共有をスムーズに

  • サーバーとの通信はすべて暗号化。送信データは高い信頼性のあるデータセンターで厳重に保管

  • Chatworkと外部サービスを連携。対話型のボット機能や各サービスとの通知情報をチャットに集約

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

  • 無料(フリー)

  • 700円/1ユーザー/月(ビジネス)

  • 1,200円/1ユーザー/月(エンタープライズ)

※年間契約

8.AI(人工知能)ツール:ChatGPT(GPT-4)

C ha t GPTUI/UX

(出典:ChatGPT

概要:

ChatGPT(GPT-4)とは、OpenAIが公開した自然言語処理AIモデルです。高い出力精度や少ない誤字脱字で人間味のある回答を生成します。また、複数の指示を含む応用的なプロンプトの意図にも対応可能。マルチモーダルで、テキストだけでなく、画像や音声などのフォーマットも入力データとして処理できます。

機能:

  • SEO記事のタイトル・見出し生成・本文生成

  • 文章の要約

  • 業務マニュアルの作成

  • ドキュメントを元にしたFAQの作成

  • プログラミングコードの生成

  • 企画リサーチ・競合リサーチ補助

  • クロスレビューの実施

特徴:

  • 回答精度の高さと高い情報処理能力を活用した文章生成・添削・校正

  • 文脈に沿った文章の要約や、多言語に対応した文章の翻訳

  • アイデアの提案で新規事業の考案やキャッチコピーの制作などさまざまな業務で活用可能

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • iOS

  • Android

料金:

  • 基本無料

  • 月額20ドル「ChatGPT Plus」(Open AI上で利用する場合は加入が必要)

9.セキュリティ管理ツール:ESET PROTECTソリューション

ESET PROTECTソリューション

(出典:ESET PROTECTソリューション

概要:

ESET PROTECTソリューションとは、ESET Endpoint Securityなどのウイルス・スパイウェア対策プログラムや暗号化製品、クラウドサンドボックス製品などをインターネット経由で統合管理するツールです。クラウド型セキュリティ管理ツールとして、Webブラウザを介してクライアント端末を徹底管理します。管理工数の大幅な削減が期待でき、環境の変化にも迅速に対応可能です。

機能:

  • セキュリティ管理

  • ウイルス・スパイウェア対策

  • ネットワーク保護強化

  • フルディスク暗号化

  • 脆弱性・パッチ管理

  • XDR(侵入検知)

  • MDR(監視・運用)

特徴:

  • XDRを活用したセキュリティのエキスパートによる24時間体制のセキュリティ監視サービス

  • 自動パッチ適用で脆弱性による攻撃リスクを軽減。クラウドサンドボックスを搭載し、ゼロデイ攻撃などからの防御を強化

  • ファイアウォール・迷惑メール対策・Webコントロール・セキュアブラウザの各機能で強化

対応OS:

  • Windows

  • macOS

  • Android

料金:

  • 要相談

10.デジタルマーケティングツール:BowNow by Cloud CIRCUS

BowNow by Cloud CIRCUS

(出典:BowNow by Cloud CIRCUS

概要:

BowNowとは、営業支援やデータ分析、名刺管理、メルマガ機能を持ったMAツールです。初心者が利用しやすいよう、必要最低限の機能と使いやすいUI設計が重視されています。また、14,000社の実績で培ったノウハウをテンプレートとして採用。シナリオやスコアリングなど複雑な設定は必要ありません。運用に関する各種サポート体制も充実しているため安心です。

機能:

  • リード管理

  • 個人ログ追跡

  • 法人ログ追跡

  • メール送信

  • フォーム作成

  • 顧客のセグメント分け

  • セキュリティ機能

特徴:

  • 自社サイトを訪問しているユーザーの企業情報や個人情報を分析したり、CVユーザーをデータベースに取り込んだりすることが可能。見込み顧客を収集し、情報を整理・分析

  • メール配信や細かい条件検索も可能。見込み顧客に有益な情報を配信し良好な関係を築ける

  • 商談履歴管理やユーザーアクションの分析機能で営業の商談数を最大化

対応OS:

  • Windows

  • macOS

料金:

  • 要相談

まとめ:社内DXを推進して、ビジネスモデルの変革や自社の可能性拡大を図ろう!

今回は「社内DX」に焦点を当て、その概要や必要性、進め方、達成するためのポイント、成功事例、促進する際の注意点、社内DX化・デジタル化に役立つおすすめツールなどについて解説しました。

社内DXは、企業にとってさまざまなメリットをもたらす重要な取り組みです。業務効率化や生産性向上が期待できるだけでなく、競争力強化やコスト削減、新たなビジネスチャンスの創出などさまざまなメリットをもたらします。この機会に、自社の成功に向けて社内DXに取り組んでみてはいかがでしょうか。

また、社内DXの成功にはデジタルツールの活用がおすすめです。積極的に活用していきましょう。

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