業界ト ップの正確率で作業効率爆上げ!
インタビュー時にメモを取りながら会話を進めていると、会話に集中できなくなることがあります。
そこでメモ代わりに録音をしておくことで集中した対話を行うことができ、あとから容易にインタビュー内容を再確認することもできます。
本記事では、インタビューの際に録音をする場合、より鮮明で聞き取りやすい録音ができるようなコツや注意事項、おすすめのツールなどを紹介します。
お互いが気持ちよくインタビューを行うためには、事前に多くの準備をしておくことがとても大切です。
以下にインタビューがスムーズに進められるようなコツを紹介します。
・事前に録音の許可を取る
インタビュー取材を行う際は、事前に取材の許可を得る必要があります。取材の許可を取る際に、録音についても許可をいただけるよう打診してみましょう。取材の許可はすでに得ている場合でも、取材当日までに録音の許可をいただけるように連絡をしておくことが大切です。
・話しやすい空間を作る
インタビューを行う場所は、可能な限り相手が話しやすい空間を作ることが大切です。カフェなどの不特定多数の人がいる場所などは避けましょう。録音で使う機器は人間とは違い、全ての音を余すことなく聞き取り記録していくことが多いです。インタビューを行う場所を決める際は、可能であれば事前に録音テストをしておくなど、細心の注意を払うことが大切です。
・気持ちよく話してもらえるよう配慮する
適度に相づちを打ったり、相手の目を見て話したり、スムーズなコミュニケーションを行う上で大切だと言われることは、もちろんインタビュー時でも有効です。それだけではなく、事前に話す予定の分野の知識などを吸収しておき、専門的な会話もできるように心がけておくことで、相手も言葉を選ぶことなく円滑に話すことができるでしょう。
・可能なら分業する
インタビュー取材は事前の準備から当日の段取りまで、思っているよりも多くのことをしなければなりません。座談会のように複数人相手に取材をする場合などは、会場のセッティングや機器の管理など、しなければならないタスクが増加します。可能であれば、インタビューを実際に行う人以外に、機器のサポートなどを行う人を用意するなど、分業することをおすすめします。
・可能なら録画する
録音するだけではなく録画も行うことで、相手が話しているときの表情や仕草から、より感情を感じ取ることができます。これらの情報は記事を執筆する上で大切な要素となります。
録音をしても余計な雑音が入っていたり、他の人の会話が入っていたりしてうまく聞き取れないことがあります。
録音時に注意すべき内容を以下に記します。
・事前に機器をチェックする
録音中に充電がなくなってしまったり、当日に機器が作動しなかったりすることがないように、事前に機器のチェックは怠らないようにしましょう。
・携帯電話は機内モードにしておく
インタビュー中に着信音や通知音が鳴らないようにするのはもちろんのこと、マナーモードであってもバイブレーションにより気が散ってしまうことがあります。そのため、インタビュー時は携帯電話をマナーモードにするのではなく、機内モードにしておくことをおすすめします。
・外部の音が入らないか事前にチェックする
録音を聞き返す際、外部の音が入っていると思っている以上に、文字起こしなどの作業で時間を割くことになります。事前に外部の音が入ってしまわないか確認するために、一度テスト録音を行いチェックしておくことが大切です。
・録音機器の置き場所に注意する
録音機器の種類によっては、マイクの向き次第で綺麗に録音できないこともあります。可能な限り相手の近くで、安定している場所に録音機器を置くようにしましょう。
録音機器にはボイスレコーダー・ICレコーダー・録音アプリなど多くの選択肢があります。
インタビュー時におすすめの各ツールを紹介します。
概要
Nottaは高精度の音声認識とAI要約機能を搭載した文字起こしサービスです。Web版・アプリ版どちらにも対応し、ご自身でお持ちのノートパソコンや携帯電話をそのままデバイスとして使用できます。日本語、英語、中国語を始めとして合計58か国語に対応しているのも特徴です。
特徴機能
・リアルタイム文字起こし
・外部データや音声ファイルの文字起こし
・Webページの画面収録
・Web会議アプリとの連携
録音できる時間
・無料版:月に合計120分(リアルタイム文字起こし、音声ファイルの文字起こし:1回につき3分まで)
・有料版:月に合計1800分
料金
・フリー
・プレミアム:1,317円 / 月(年払い)
・ビジネスプラン:2,508円 / 月から
・エンタープライズ:問い合わせ
こんな方におすすめ
・インタビューから記事化までを通して行う方
・対面でもWeb上でもインタビューを行う方
Nottaは日本語に特化した国内最先端AI音声文字起こしツールです。
概要
iPhone、Androidどちらでも利用することができる、最高音質で長時間録音が可能なボイスレコーダーアプリです。さまざまな機能が搭載されていますが、UIがシンプルで直感的に操作が可能なため使いやすいです。
特徴機能
・「話しているときだけ録音」機能により無音時間を自動で削除
・録音開始日時を指定可能
・Bluetooth接続されたヘッドセットから録音が可能
録音できる時間
・録音時間無制限(2GBまで)
料金
・無料版
・有料版:240円(広告表示なし)
こんな方におすすめ
・携帯電話を録音デバイスとして利用したい方
・マイク感度の調整をしたい方
概要
ボイスレコーダーとして最低限必要な機能だけを搭載したシンプルな録音アプリです。他のアプリとの連携により録音データの管理がしやすいです。
特徴機能
・録音開始ボタンと停止ボタンのみのシンプル設計
・他のアプリとの連携(iCloudやDropbox)
録音できる時間
・容量が許す限り
料金
・無料版のみ
こんな方におすすめ
・必要最低限の機能だけで十分な方
・Dropboxなどを利用してデータを共有したい方
・無料で使いたい方
概要
録音と文字起こしを同時に行ってくれるアプリです。タグ付け機能や音声認識機能により、聞き返しのしやすいさがサポートされています。日本語、英語を始めとした7か国語に対応もしています。
特徴機能
・音声認識で自動文字起こし
・タグ付け機能などでテキスト化をサポート
録音できる時間
・容量が許す限り
料金
・無料版のみ
こんな方におすすめ
・無料で自動文字起こし機能を使いたい方
・近距離で録音を行う方
概要
SONYが提供している会議から演奏まで幅広いシーンに対応したボイスレコーダーです。自動でマイク感度調整、ノイズ除去を行う機能が搭載されていて、状況に合わせた録音設定を指定できます。
特徴機能
・高感度かつ低ノイズの内臓ステレオマイク
・独自開発された録音システムによるクリアな収音
・薄さ約12.2mm、重さ約48gで持ち運びが楽
録音できる時間
・約40時間分(長時間の使用にはUSB ACアダプターの利用が必要な場合もあり)
料金
・17,600円(税込)~
こんな方におすすめ
・講演会やセミナー、演奏会などさまざまなシーンで使いたい方
・コンパクトなレコーダーを探している方
概要
OLYMPUSが提供しているビジネスの現場で求められるハイスペックを追及したボイスレコーダーです。3つの内臓マイクを始めとした、高音質録音を実現するための多数の機能が搭載されています。
特徴機能
・2つのステレオマイクと1つの無指向性マイクを搭載した高音質録音マイクシステム
・入力レベルの差を自動で感知し、ノイズを抑制
・幅広い周波数帯をカバー
録音できる時間
・約5時間(内臓メモリ4G、録音時の周波数48.0kHz/16bit)
料金
・15,400円(税込)
こんな方におすすめ
・さまざまな場所で会議を行う必要がある方
・高音質での録音を希望している方
概要
TASCAMが提供しているFMチューナーが搭載されているボイスレコーダーです。シンプルな操作性と日英両言語に対応した画面により快適な操作が可能です。外部入力にも対応し、ステレオピンマイクも使用できます。
特徴機能
・電源オフの状態でもワンアクションで録音可能
・長時間録音が可能
・シーンごとにモードを選択可能
録音できる時間
最長約2,156時間(内臓8Gメモリ、長時間録音設定の場合)
料金
8,778円(税込)
こんな方におすすめ
・簡単な操作ですぐに録音できるようにしたい方
・ラジオを録音したい方
・ラジオとしても使いたい方
概要
TOKAIZが提供しているICレコーダーです。シンプルながら数多くの便利機能を備えた多機能なレコーダー。タッチパネルなどがなくボタン操作のみを採用しているため、機械を扱うのが苦手な人でも操作がしやすいです。
特徴機能
・音質を選択し容量の調整が可能
・ボタンのみで操作が可能
・予約機能を利用し自動的に録音を開始
録音できる時間
約2000時間(内臓8Gメモリ)
料金
5,980円
こんな方におすすめ
・低価格でボイスレコーダーを購入したい方
・近距離での使用を想定している方
A.ひと昔前まではアナログ録音を含む場合はボイスレコーダー、デジタル録音する場合はICレコーダーと区別していましたが、現在は明確な区別はされていません。
A.スマホを使って録音をする場合は、専用のアプリをインストールして録音が可能です。スマホの音声などを録音したい場合は、ボイスレコーダーなどの機器を用意した上で、スピーカーホンモードなどで会話をすることで録音が可能です。
A.事前準備などを丁寧に行うことが大切です。
・録音機器は複数台準備しておく
・可能な限り静かな場所を選ぶ
・事前に録音テストを行う
・前日にバッテリーなどの確認を行う
・録音機器は相手の近くで安定している場所に置く
・マイクの位置を相手のほうへ向ける
インタビューの際にボイスレコーダーなどを使い録音をしておくことは、会話に集中でき、あとから聞き返して内容を再確認することもできるためおすすめです。
録音機器としてのボイスレコーダーやICレコーダーから、携帯電話やパソコンをデバイスとした録音アプリまで選択肢は多岐に渡ります。
ご自身が扱いやすいデバイスを選択し、丁寧なインタビューを行えるようにしていきましょう。