就活のマナー

【心理テクも】就活の面接マナー徹底解説!入室・退室・言葉遣いを押さえて合格率UP

「せっかく書類選考を通過したのだから、面接で失敗したくない…」就活における面接は、人生を決めると言っても過言ではない非常に重要な機会です。必要以上に自分をよく見せることはできなくても、つまらないミスで誤解を与えて評価を下げたくないですよね?

本記事では、就活の面接マナーについて、入室・退室方法から面接で使える心理テクニックまで徹底解説。スマートなビジネスパーソンとして面接官に認められたい新卒の方は必読です。

就職の面接の持ち物|新卒必見!

面接の際、下記10点は絶対に忘れないようにしましょう。特に新卒の方は要チェックです。

  1. スマートフォン

  2. 必要書類

  3. 現金・クレジットカード

  4. 身分証(受付のセキュリティとして求められることがあります)

  5. ハンカチ・ティッシュ

  6. 印鑑

  7. 筆記用具

  8. 腕時計

  9. 会場への地図・会社案内・エントリーシート・履歴書

他にも、下記のものがあると便利です。チェック表と一緒に確認してみましょう。

就職面接便利なリスト

必需品ではないがあった方が便利なものは、

  • 身だしなみを整えるもの

  • 面接に関係のあるもの

  • トラブルに対処するもの

の3種類です。地方から泊まりがけで面接に参加する場合は、宿泊関連のものも必要になります。

また、マスクも念のため持参してください。厚生労働省の「マスクの着用について」によると 『マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本』とのことですが、医療業界や介護業界などマスクの着用が義務付けられている場合もあるからです。

就活の面接のマナー【受付〜退室編】

面接の一般的な流れ

面接官が面接時に重視する三大要素は、表情・挨拶・言葉遣いだといわれています。また、身だしなみや入退室もビジネスパーソンとしての所作としてチェックされていることを忘れないようにしましょう。ここでは受付から退室まで、全体の流れと気をつけたいマナーを解説します。

①受付

会社には面接開始20〜30分前には到着し、10分前までには受付を済ませましょう。また、コートを着用している場合はビルに入る前に脱いでおきます。オフィスビルの場合はオフィスビルの受付と会社の受付で2回受付をする場合があるので注意。受付によっては身分証を求められますので、新卒の方は学生証を用意しておきましょう。

続いて、受付では挨拶をしてから名前を名乗り、訪問の目的を伝えます。「こんにちは。 本日〇〇時より面接予定の〇〇と申します。 ご担当者さまにお取り次ぎ頂けますでしょうか」と明るくハキハキ伝えましょう。

②待機

待機中にスマホをいじったり、本を読んだりするのはNGです。姿勢良く座り、どうしても落ち着かないようなら資料を読むようにしましょう。また、面接中に鳴らないよう、スマホの電源は必ずオフにしてください。

③入室【ノックは3回が無難】

入室時は、名前を呼ばれた後にドアを3回ノックして入室します。

会談などで通用する国際礼儀(プロトコール・マナー)では、礼節を持って接する相手に対しては4回ノックするのがマナーとされているため、4回でも間違いではありませんが、日本のビジネスマナーにおいては4回だと違和感を抱く面接官が多いです。

2回ノックには「空室かどうか確かめる」という意味合いがあるため、面接官がいる部屋への入室の際はふさわしくありません。ちなみにプロトコール・マナーでは2回はトイレでのノックという認識ですので、そういった意味からも避けましょう。

入室の際は「失礼します」と断り、ドアの方を振り返って静かにドアを閉めます。後ろ手でドアを閉めるのはマナー違反なので注意しましょう。

④椅子に座るまで

入室したら「本日はお時間をいただきありがとうございます。〇〇と申します。よろしくお願いいたします」と挨拶をします。ポイントは挨拶を言い終えてからお辞儀をすることです。

挨拶が終わったら、鞄を椅子の横に置いて、椅子に座りましょう。椅子に座る際も「失礼します」と軽く一礼するとスマートです。椅子には浅く腰掛け、背筋を伸ばしましょう。

座る椅子が複数ある場合は、下座の椅子(入り口に最も近い椅子)に座ってください。先に会場に通され、面接官の入室を待つパターンでは、下座の椅子の横に立って待つようにしてください。右側に立つか左側に立つか迷ったときは、ドアに近い方に立ちましょう。

もしお茶が出された場合は手をつけず、勧められてから「いただきます」と言って飲み、飲み終わったら「ごちそうさまでした」とお礼を言いましょう。

⑤面接中【話し方・表情・名刺交換】

就活の面接における話し方のポイント

就活の面接における話し方のポイント

面接では簡潔かつ理論的な話し方を心掛けましょう。下記の表現を知っておくと、相手に誤解を与えないコミュニケーションができます。ポイントは結論から伝え、結論を裏付ける理由をその後に添えることです。

  • 結論から申し上げますと〜

  • 3点ございます。1点目は〜

  • 〜と考えます。その理由は〜

実際に話している音声を録音して聞いてみるのもよいでしょう。第三者にアドバイスをもらう方法も有用です。

就活の面接における表情のポイント

就活の面接における表情のポイント

挨拶をする際、名前を名乗る際は、面接官の目を見ましょう。とはいえ、ずっと目を見つめていると圧迫感を与えてしまうため、面接官の鼻や口など目線をずらすようにしてください。

表情は堅くなりすぎないように注意。歯を見せて大笑いするのはNGですが、時には微笑みを見せるのもよいでしょう。

就活面接における名刺をもらうときのポイント

就活面接における名刺をもらうときのポイント

就職面接で名刺をもらう機会はあまりないかもしれませんが、いざという時のために名刺をもらうときのルールも覚えておきましょう。(新卒者は名刺を渡す必要はありませんので安心してください)

名刺は両手で受け取り、お礼を言いながら一礼します。名刺を受け取ったら軽く目を通し、いただいた名刺は自分の左上側に置きます。テーブルがない場合は、名刺入れや手帳にしまいましょう。複数の名刺をもらった場合は、相手の着席順(役職順)に並べます。テーブルがない場合は、役職が高い名刺が1番上になるように並べて、名刺入れにしまってください。

⑥退室

面接が終了したら「本日はお忙しい中、貴重なお時間を割いていただきき、誠にありがとうございました」と座ったまま挨拶+お辞儀をします。

立ち上がったら再度「ありがとうございました。失礼します」と一礼しましょう。ドアまで歩き、再度面接官の方を向いて「失礼します」と一礼し、部屋から退室します。ドアを閉める際は面接官の方を向いてドアを閉めてください。面接官に背中を向けてドアを閉めるのは失礼に当たります。

ドアを閉めるときは大きな音を立てないように注意。想像以上にドアが軽く音が鳴ってしまうことがありますので、最後まで気を抜かないようにしましょう。

就活の面接のマナー【言葉遣い・受け答え編】

特に新卒の方は、面接における言葉遣いに不安を覚えてしまいますよね?JOBRASS新卒によると、就活の先輩たちからも「かしこまりすぎて語調や喋り方がおかしくなってしまった」「敬語が誤っていてゆとり世代だとバカにされることがしばしばある」といった意見も。

先輩たちの失敗談

(参考 : JOBRASS新卒 画像は筆者作成)

面接者として会社に行くなら、もう新卒者は「お客さま」ではありません。「ビジネスパーソン」として自分をアピールできるよう、言葉遣いや受け答えには細心の注意を払いましょう。

二重敬語は使わない

とにかく敬語を重ねれば丁寧になるわけではありません。同じ種類の敬語を重ねてしまうと二重敬語になってしまいますので気をつけましょう。

下記はよく使ってしまう二重敬語です。

  • おっしゃられた通り〜

  • 拝見させていただきます

  • 頂戴させていただきます

  • お読みになられましたか?

  • 伺わせていただきます

また、お礼のメールでも「役職+様」「各位+様」などは二重敬語なので避けましょう。

ゆっくりと大きな声で話す

緊張してしまうと、どんどん早口になってしまいますので、ゆっくり大きな声で話すよう心掛けましょう。語尾までしっかり発話するようにすると、自信のあるイメージになります。

「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の違いを正しく理解する

敬語には、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種類があります。

種類 意味 主語
尊敬語 目上の人や自分より立場が上の人をうやまう敬語。 目上の人 社長がおっしゃった通りです。
謙譲語 自分がへりくだることで相手を立て敬意を表す敬語。 自分や身内 今からそちらに伺います。
丁寧語 丁寧に述べる敬語。 私の長所は、積極性だと考えます。

面接のスクリプトが完成したら、それぞれの敬語が尊敬語・謙譲語・丁寧語のどれに当たるのかを確認してみましょう。そうすることで主語が明確になり、敬語の誤用が少なくなります。

クッション言葉を駆使しよう

クッション言葉とは、言葉を柔らかく伝えるための前置き言葉です。「差し支えなければ」「よろしければ」など、クッション言葉を添えることで相手が不快感を感じる可能性を軽減できます。

就活面接で使えるクッション言葉の具体例は下記の通り。提案を断る、相手と違う意見を述べるなど、言いづらいことを述べる前に役立ちます。

  • お尋ねしたいのですが

  • お気持ちはありがたいのですが

  • 差し支えなければ

  • ご多忙中とは存じますが

  • お手数をおかけしますが

クッション言葉は面接中だけでなく、受付やお礼のメールなどでも活用できます。

ZOOMオンライン就活面接で気をつけたいマナー5つ

新型コロナウイルス感染症の広がりをきっかけに、ZOOMやMicrosoft Teams、Google Meetなどを使ったオンライン就活面接は一般的なものになりました。

ZOOM面接は効率的に就活を進められるというメリットがある一方、対面の面接とは異なる注意点もあります。ここでは、ZOOMオンライン就活面接で気をつけたいマナーを5つ解説します。

<ZOOM面接で気をつけたいマナー5つ>

  • スマホではなくパソコンで行う

  • 音が鳴るデバイスはオフにする

  • 入室後は面接への感謝を述べる

  • 目線は相手の顔ではなくWebカメラへ

  • カンペはディスプレイに直接貼る

最初の挨拶

スマホではなくパソコンで

ZOOM面接は、なるべくパソコンで行いましょう。パソコンの方が音声や映像が安定しやすいからです。また、パソコンであれば相手の様子や自分の様子がより大きい画面で確認できるため、より対面に近い雰囲気で面接が行えます。パソコンの充電が切れないよう、充電の残りに注意。

背景は白でバーチャル背景は使わない

ZOOM面接の背景は白い壁がおすすめです。白には清潔感があるというイメージがあり、画面全体が明るく映ります。生活感のあるものが映り込まないよう、事前に確認しておきましょう。もし白い壁がない場合は色味の薄いカーテンを背景にしてください。

バーチャル背景の使用はおすすめできません。マナーという面では問題がないのですが「わざわざバーチャル背景を設定するなんて部屋が汚いのでは…?」という疑念を持たれてしまう可能性があるためです。

音が鳴るデバイスはオフにする

部屋でZOOM面接に参加する場合、スマホのアラーム音や目覚まし時計、スマートホームデバイス、スマートスピーカーなど音が鳴るデバイスは全てオフにしてください。マイクが音を拾ってしまうと、準備不足という印象を相手に与えてしまいます。

目線は相手の顔ではなくWebカメラへ

面接中、面接官の目を画面越しに見つめるのは避けましょう。ZOOM面接において画面に映る相手の目を見ても、相手に伝わらない可能性があります。ついつい画面に映る相手の目を見てしまいがちになりますが、相手に誠意を伝えたいならカメラに目線を向けましょう。

カンペはディスプレイに直接貼る

カンペを見ないに越したことはありませんが、どうしてもカンペが必要な場合はパソコンのディスプレイに直接貼りましょう。メモを手元に置いてしまうと視線が下がり、自信のない印象を与えてしまいます。

就活の面接のマナー【服装編/女性】

就活の面接のマナー服装編/女性

スーツのマナー

スカートの長さは、椅子に座ったときに膝にかかるくらいが好ましいです。パンツスーツの場合は、折り目がきちんと入っているものにしましょう。特に公的機関や金融企業などは服装に厳しい傾向があるため、シャツの襟の形までこだわってください。皺やほつれ、汚れがないか確認し、仕付け糸は必ず取るようにしましょう。

コートのマナー

就活用コートの定番は、トレンチコート・チェスターコートです。トレンチコートは清潔感があり、リクルートスーツとの相性が抜群。また、フォーマルなチェスターコートも就活時に着用できます。一方、ダッフルコートやダウンコートはカジュアルな印象が強く就活には向きません。

私服のマナー

「私服でお越しください」は「いつもの格好でお越しください」ではありません。「スーツでなくても構いませんが、就活にふさわしい服装で来てください」という意味だと理解しましょう。パンツスタイルであればシャツと合わせたり、スカートスタイルであればブラウスと合わせたり、「オフィスカジュアル」を意識してコーディネートします。柄がある場合はなるべく細かいものを選び、ネックレスやピアスなどのアクセサリーは極力控えましょう。

靴下・靴のマナー

女性は靴下ではなくベージュのストッキングを着用しましょう。25デニールが一般的ですが、肌寒い場合は30デニールでも構いません。素足は避け、夏でもストッキングを履いてください。

靴は黒のパンプスでOK。ちなみに本革製パンプスであれば、見た目にも高級感があり耐久性にも優れています。細いヒールではなく太いヒールを選ぶと、コツコツと音を立てずに済むでしょう。

鞄のマナー

鞄はA4ファイルが入るサイズのレザーバッグがおすすめ。レザーは品良く見えるだけでなく、雨に濡れても染みが目立ちにくいというメリットがあります。

面接時、鞄を椅子の横に置きますので、床に置いてもしっかり自立できる鞄を選びましょう。万が一鞄の中が見えてしまってもよいように、内ポケットを駆使して整理整頓しておいてください。

就活の面接のマナー【服装編/男性】

就活の面接のマナー 服装編/男性

スーツのマナー

洋服の青山 AOYAMA Joirnalによると、リクルートスーツの平均予算は5〜6万円が49.6%と最も高く、デザインや機能性を重視して購入を決めた方が多いようです。

スーツのマナー

(図は筆者作成)

予算を設定したら、スーツは体に合ったサイズを選びましょう。基本的に色は黒か濃紺、チャコールグレー、ダークグレーなどにし、柄は無地のものを選んでください。

スーツは2ボタンのものがおすすめです。3ボタンは2掛けでも段返りでも古い印象に映ることがあります。2つボタンのシングルスーツはVゾーンが広く全体的にシュッとした印象になります。ちなみにボタンは上のボタンのみ留めましょう。

コートのマナー

男性の場合、就活の面接にふさわしいコートは、トレンチコート、チェスターコート、ステンカラーコートの3つ。一方、Pコート、ダッフルコート、ダウンジャケットはカジュアルな印象を与えてしまうためふさわしくありません。中にはコートの裏地のデザイン性が高いコートがありますが、畳んで折り返したとき目に触れてしまう可能性がありますので、できる限り表地とギャップのないものを選びましょう。

私服のマナー

新卒の方は要注意。「私服=普段着」ではありません。私服の場合も、シャツ・ジャケット・チノパン・革靴というようにオフィスカジュアルを意識しましょう。色味もあまり派手すぎないようにしてください。

靴下・靴のマナー

就活面接の靴は黒の紐靴が定番。黒の紐靴には、つま先部分に装飾のない「プレーントゥ」とつま先部分に装飾のある「ストレートチップ」があり、ストレートチップの方がフォーマル度が高く、就活だけでなく冠婚葬祭にも履いて行けます。

一方プレーントゥは、外羽根タイプが多く履き口が開くため、甲高傾向のある日本人の足の形に合うといわれています。プレーントゥとストレートチップどちらでも問題ありませんが、プレーントゥは皺が寄りやすいため、こまめなメンテナンスが必要です。

靴下はスーツや靴、鞄と統一感のあるカラーを選べば問題ありません。

鞄のマナー

色は、黒・紺・茶色が基本。本革素材の鞄であれば高級感がありますが、値段も比例して高くなりますので、基本の素材はナイロンで一部に本革を使用している鞄でも十分です。

就活の面接のマナー【身だしなみ編】

身だしなみとは、人に不快な感じを与えないように、服装や容姿などを整えることです。就活における身だしなみのポイントは「清潔感」「健康的」「機能性」の3つ。身だしなみを整えることは、企業に対する「この面接に真剣に臨んでいます」というメッセージにもなります。

就活の面接のマナー 身だしなみ

<就活の面接で気をつけたい身だしなみマナー>

  • 髪は男女ともにセットするのがマナー

  • 爪は短く切り揃えるのがマナー

  • 男性は髭を剃り女性はナチュラルメイクがマナー

髪は男女ともにセットするのがマナー

男性の場合、揉み上げが耳にかからない程度の短髪がよいでしょう。毛先が傷んでいる、ダメージが目立つ、髪型がすぐに乱れてしまうといった場合は整髪料を使って髪を整えてください。ワックス・ジェル・スプレーどれでも構いませんが、ムースはカジュアルな質感に仕上がってしまうため、避けた方が無難です。

女性がまず気をつけたいのは髪色です。地毛もしくはできるだけ地毛に近い色に調整し、長い髪は一つに束ねましょう。ボブやミディアムで縛るには中途半端な方は、スプレーで髪型を固定したり、ハーフアップにして顔まわりをスッキリ見せる工夫をしましょう。コツとしては、眉毛と耳が出るようにすると表情が明るく見えます。

爪は短く切り揃えるのがマナー

爪は男女共に手のひらを上に向けたとき、爪が見えない長さまで切り揃えましょう。資料をもらう際やお茶を出してもらう際など、爪は意外と目につきやすいので注意してください。

ネイルは基本的に避けるべきですが、アパレル業界や美容業界などはネイルがあった方が清潔感があると判断される場合もあります。

男性は髭を剃り女性はナチュラルメイクがマナー

男性は剃り残しがないよう髭を剃ります。眼鏡をかける場合は、ファッション眼鏡ではなく、ビジネスシーンとしてふさわしいタイプのものを選びましょう。また、航空業界や介護業界など実務的な理由で眼鏡がマイナスの印象を与えてしまう業界もあります。必要であればコンタクトレンズを使用してください。

女性は、健康的で自然に見えるメイクを心がけましょう。意外と見落としがちなのが眉。眉を整えることで顔全体のバランスが整い、知的な印象を与えることができます。アイシャドウはブラウン系が定番。リップはパール感の少ないものを選びましょう。また、崩れ防止機能がある下地を使ってメイク崩れを防ぐのもおすすめです。

新卒の方は就活の面接準備をNottaで効率化

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<就活中の方へ!Nottaはこんな場面で役立ちます>

  • 就活にまつわる情報を音声でメモ

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  • スクリプトを音読し録音、書き起こして校正する

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新卒必見!就活の面接NGマナー3選

就活の面接NGマナー

語尾のボリュームが小さい

勢いよく話し始めたものの、語尾に近づくほどボリュームが小さくなる…これでは面接官に自信のない印象を与えてしまいます。緊張で声が小さくなったり、震えたり、声が擦れたり。面接において声のトラブルはつきものです。事前に音声を録音して自分で確認し、語尾までしっかり発話できているかチェックしましょう。

椅子に深く座っている

椅子に深く腰掛けるのもNG。椅子に腰掛け過ぎると姿勢が悪くなってしまい、良い印象を与えられないからです。だらしない印象を与えないように、背筋が自然と伸びる位置に腰掛けましょう。

自己PRが長すぎる

自己PR文の理想は300文字程度といわれています。250〜350文字程度の幅があってもよいですが、あまりに長すぎる場合は簡潔にまとめる能力が低いと見なされてしまいますので注意しましょう。300文字の場合、話すと1分程度になります。一般的に人が集中して耳を傾けられる時間は1分半といわれていますので、あまり長すぎる自己PRは控えましょう。

新卒者が就活の面接マナーと一緒に覚えたい心理テクニック

面接で使える心理テクニック

就活の面接で使える心理テクニックは以下の3つです。

  • メラビアンの法則 : コミュニケーションにおいて視覚情報は55%を占める

  • ネームコーリング : 名前を呼ばれると好感度が高くなるという心理効果

  • ミラーリング効果 : 好意を持つ相手の動作を無意識に真似てしまうという心理効果

メラビアンの法則

メラビアンの法則は別名「初頭効果」と呼ばれる心理学上の法則です。メラビアンの法則によると、人の第一印象は出会ってから3〜5秒のうちに決定され、そのうち目から受ける情報が全体の55%を、口調から受ける情報が38%を、言葉の内容から受ける情報が7%を占めるといわれています。つまり、身だしなみやジェスチャーなど視覚情報を重視した上で面接の内容を吟味しないと、内容がいくら素晴らしくてもマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

ネームコーリング

名前を呼ばれると親近感が湧くーーこれが「ネームコーリング」です。相手の名前を呼ぶことで、相手を認識し今から重要な話をするという意思表示ができます。「ネームレター効果」という心理効果から分かるように、人は自分の名前に対して無意識に好意を抱いているもの。面接官が名札をつけている場合は「〇〇さんのお話を伺い〜ではないかと感じました」というように、名前を呼ぶとよいでしょう。

ミラーリング効果

ミラーリング効果とは、好意を持っている相手の仕草や声色を自然に真似してしまうという心理現象です。これを逆手に取り、面接官の話すスピードや姿勢などを真似ることで相手に「この人とは話しやすい」という印象を与えることができます。ボディランゲージや目の動きなど特徴的な行動があれば、さりげなくミラーリングしてみましょう。ただし度を超えてしまうと不快感を与えてしまうので注意してください。

就活の面接マナーに関するよくある質問

よくある質問

就活の面接のお辞儀は何度がベスト?

入室時には30度、退室時には45度が最適です。女性は手を体の前に揃え、男性は体の脇に添えましょう。

就活の面接が終わってから注意することは?

退室してから社内で社員に会ったら「こんにちは」と挨拶しましょう。人事担当者にだけしっかりした態度を取ればよいわけではありません。一般社員にもよい印象を持ってもらうためにも、オフィスから離れるまでは気を抜かないでください。

また、退室してすぐにスマホの電源を入れる行為もMG。オフィスを出てすぐに友だちに電話をしたり、服装を乱したりする行為も避けましょう。社員が外で見ている可能性もあります。

就活の面接でノックしても返事がなかったらどうしたらいいですか?

入室時ノックをしても反応がない場合は、しばらく待ってもう一度ノックしてみましょう。それでも返事がない場合は、少しドアを開け入室します。そのときは「失礼します」と挨拶するのを忘れないようにしてください。

就活の面接で面接官が複数人いる場合どこを見るべき?

面接官が複数いる場合は、できるだけ全員にまんべんなく視線を送りましょう。話している人がいる場合はその人の方を向いてください。自分が発言する場合は話し終えてから軽く全員にアイコンタクトをすると好印象です。

転職の就職面接で面接官よりも自分が先に部屋に入る場合の挨拶は?

面接官のいる部屋に入るのではなく、すでに部屋に通されて面接官が来るのを待つパターンもあるでしょう。この場合は面接官が来るまでは座っていてもよいですが、面接担当者が来たら立ち上がり挨拶をしてください。

就活の面接の前にインターンに参加すべきですか?

令和4年に内閣府が行った調査によると、インターンに1回もしくは複数回参加した割合は72.8%に及ぶそうです。インターンは業界研究という観点からも、ビジネスパーソンとしての経験を積むという観点からも欠かせない存在だといえるでしょう。

就活面接では何を聞かれますか?

就活面接でよく聞かれるのは以下の質問です。

  • 志望動機を教えてください

  • 就活の軸を教えてください

  • あなたの長所/短所は何ですか?

  • 学生時代に最も努力したことは?

  • 当社の印象はどのようなものですか?

  • あなたの挫折経験を教えてください

  • あなたの尊敬する人について教えてください

  • 社会人と学生の違いは何だと思いますか?

  • 希望していない部署に配属されたらどうしますか?

  • 最近気になったニュースを教えてください

  • 当社の仕事は楽ではありませんが耐えられますか?

上記以外にも、自己PRや逆質問(何か質問はありますか?)を求められる可能性が高いでしょう。

マナーを身に付けて社会人として信頼してもらおう

マナーとは、相手に不快感を与えないために心掛ける礼儀のこと。面接でしっかりマナーを示すことは、一人のビジネスパーソンとして相手に信頼感を与えることにもつながります。覚えることが多く、ときには「こんな没個性の就活にはうんざり」と思うかもしれませんが、最低限のマナーを身に付けることは、良い意味で個性的な社会人になるためのスタートラインです。ぜひ本記事を参考に、大切な面接で100%の力を発揮できるよう、準備をしてくださいね。

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