会議やインタビューの文字起こし、議事録作成に時間を取られすぎていませんか。LINE WORKS AiNoteを活用すれば、AI技術を活用した高精度な音声認識機能で、議事録作成を効率化できます。また、LINE WORKS AiNoteにはリアルタイム議事録作成や話者分離、音声再生など、便利な機能が満載です。

今回は「LINE WORKS AiNote」に焦点を当て、その概要や主な機能・特徴、料金プラン、使い方などについて解説します。今後、利用を検討している方はぜひご一読ください。

LINE WORKS AiNoteとは?

LINE WORKS AiNoteとは、LINE WORKS株式会社が提供するAIを活用した議事録自動作成ツールです。これまで提供していた「CLOVA Note β」の正式版として、法人向けにさまざまな機能が強化されています。高精度な音声認識で会議内容を自動で記録し、メンバーと共有することで議事録作成に関する業務の効率化が期待できます。

LINE WORKS AiNoteの主な機能

ここでは、LINE WORKS AiNoteの主な機能について大きく3つに分けてご紹介します。

1

基本機能

以下は主な基本機能です。

  • 文字起こし

  • 話者分離

  • よく使う単語登録

  • 複数言語の対応(日/英/中/韓)

  • 音声データからの記録作成

  • ノートの社内共有

2

管理機能

以下は主な管理機能です。

  • ノートの検索/削除/機能制限
など

  • 利用メンバーの管理

  • 組織/グループの管理

  • サービス利用設定

  • 役職/職級/利用権限タイプ

  • ステータス表示

  • 統計

  • 監査/ログ

3

セキュリティ対策

以下は主なセキュリティ対策です。

  • パスワード/ログインポリシー

  • 2段階認証、携帯番号でログイン等のログイン設定

  • 管理者権限

  • ネットワーク管理

  • 組織図の閲覧制限

  • シングルサインオン(SSO)

LINE WORKS AiNoteの特徴は?

ここでは、LINE WORKS AiNoteの主な特徴について3点ご紹介します。

1

高精度の音声認識

高精度の音声認識により、議事録を作成する手間を大幅に軽減します。専門用語やよく使う単語を登録すれば、さらに認識精度を向上させられる点も魅力的です。

2

世界レベルの話者分離機能

高精度のAI音声認識で会議の参加者ごとに発言を分けて議事録を作成できます。国際コンペティション「DIHARD3(2021年)」で世界3位の性能評価成績を獲得しているため、その精度は高いといえるでしょう。

3

法人向けの機能に特化/セキュリティ対策も万全

法人向けの高機能が、初心者でも簡単に扱えるUI設計で提供されています。安心・安全のセキュリティ機能も備えているため、情報管理体制の構築にも役立つでしょう。

LINE WORKS AiNoteの料金プランは?

LINE WORKS AiNoteには、「個人事業主・フリーランス向け」と「法人企業向け」に、それぞれ2つずつの料金プランが用意されています。

プラン名 利用料金 利用人数 1回当たりの文字起こし時間 共有クォータ(※)/1サービス環境/月 データの学習利用 データの保管期間
フリー 無料 最大30人 60分 1,000分 学習利用あり 1年間
ソロ 1,440円
※年額契約/月払い
1人(または少人数) 180分 600分 学習利用なし 3年間
チーム 19,800円
※年額契約/月払い
無制限 180分 6,000分 学習利用なし 5年間
ビジネス 54,000円
※年額契約/月払い
無制限 180分 18,000分 学習利用なし 5年間

(参考:LINE WORKS AiNote

ーーー

※企業/団体のすべてのメンバーが音声記録を利用できる共有利用の時間

LINE WORKS AiNoteの使い方

ここでは、LINE WORKS AiNoteの使い方についてブラウザ版とスマホ版に分けて解説します。

1

ブラウザ版(フリープラン)

1.会議の録音

  1. LINE WORKS AiNoteにログイン後、「録音を開始」のアイコンをクリックします。

    録音を開始

  2. 録音する際は、対象言語を選択しましょう。録音を完了する場合は「終了」を押します。

    対象言語を選択

  3. 録音完了後、音声がテキストに自動変換・保存されます。

    音声がテキストに自動変換・保存

  4. 音声記録を確認し、気になる箇所があれば編集が可能です。重要事項はメモを残すこともできます。また、音声記録や文字起こしデータは、自分でダウンロードしたり、共有リンクを作成して他者に共有したりすることも可能です。
    音声記録を編集

2.録音した音声ファイルのアップロード・文字起こしデータの編集

  1. LINE WORKS AiNoteにログイン後、「新規ノート作成」をクリックします。

    新規ノート作成

  2. 対象言語を選択後、「ファイルアップロード」をクリックして、文字起こししたいファイルをアップロードします(※音声ファイルは.m4a、.mp3、.aac、.wavに対応、サイズは最大300MBまで)

    ファイルアップロード

  3. 音声記録を確認後、気になる箇所があれば編集が可能です。また、メモを残すこともできます。音声記録や文字起こしデータは、自分でダウンロードしたり、共有リンクを作成して他者に共有したりすることが可能です。

    音声記録を編集

2

スマホ版(フリープラン)

  1. LINE WORKS AiNoteにログイン後、画面右下にある「+」のアイコンをクリックします。

    「+」のアイコン

  2. 「録音を開始」または「ファイルのアップロード」を選択します。

    ファイルのアップロード

  3. 先ほど、ブラウザ版で説明した流れで文字起こしを作成しましょう。文字起こしデータは編集・ダウンロード・他者への共有が可能です。

LINE WORKS AiNoteの最新情報とアップデート

2025年1月21日に、LINE WORKS AiNoteのアップデートが実施されました。iOS版では、Apple社製有線式イヤホンの再生/一時停止ボタンに対応しました。その他、サービス上の不具合内容の修正とパフォーマンスの改善を実施しています。

LINE WORKS AiNoteの今後の予定

LINE WORKS AiNoteの正式版は、2024年11月下旬にリリースされました。今後は、AI要約機能やWeb会議連携など、さまざまな機能がリリースされる予定です。詳細を待ちましょう。

tips
  • 2024年11月下旬:正式版「LINE WORKS AiNote」フリープラン リリース

  • 2025年3月下旬:「CLOVA Note β」β期間の終了

  • 2025年春頃:正式版「LINE WORKS AiNote」有料プラン リリース予定

まとめ:LINE WORKS AiNoteで議事録作成を効率化しよう!

今回は「LINE WORKS AiNote」に焦点を当て、その概要や主な機能・特徴、料金プラン、使い方などについて解説しました。

LINE WORKS AiNoteの導入で議事録作成にかかる時間と手間を大幅に削減し、より効率的な会議運営を実現できます。また、会議内容の共有や活用にも役立つでしょう。ぜひ積極的に活用し、その効果を実感してみてください。

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③ 国内唯一のGM・Zoom・Teams・Webex連携できるAI会議アシスタント、事前の日程予約から会議を成功に導く

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