業界トップの正確率で作業効率爆上げ!
パソコンやスマートフォンで入力した文章や気になるWebページ・ブログ記事に書かれたテキストを音声として聴きたい場合「テキスト読み上げアプリ」の活用がおすすめです。
しかし、現在世の中にリリースされているテキスト読み上げアプリは非常に数が多いので、どれを使ったら良いか迷ってしまいますよね。
そこで本稿では、テキスト読み上げアプリについて詳しく知りたいという方に向けて、その概要や選び方、おすすめのアプリなどについて解説いたします。
テキストの読み上げとは、音声でテキストを読み上げる機能のことです。主に、パソコンやスマートフォンで入力した文章や、Webページやブログ記事に書かれたテキスト、電子書籍、動画の字幕などを音声で聴きたい場合に用いられます。
アプリごとに強みとする機能は異なります。各自の目的に合わせたアプリを選択しましょう。
なおテキスト読み上げアプリには、各自で入力した文字を読み上げてくれるアプリや、多国語に翻訳して読み上げてくれるアプリ、Webページのコンテンツやブログ記事、画像をアップロードしてそこに書かれた文章を上げてくれるアプリなどさまざまな種類があります。
テキストを読み上げる際、速度変更ができないと不便に感じるシーンは多いです。アプリを導入する際は、読み上げる速度を調整できる機能が搭載されたアプリを選ぶと良いでしょう。
テキスト読み上げアプリには、基礎的な機能が搭載された無料のアプリから、商用利用できる有料アプリまでさまざまな種類があります。特に有料アプリに課金する場合は、無駄な手間やコストを発生させないためにも、まずは無料体験版を利用し、その使用感を確かめてから課金すると良いでしょう。
ここでは、テキストを読み上げるアプリ10選を解説します。ぜひ参考にしてみてください。
(出典:Readit)
Readitは、 運転や運動中、旅行中、作業中などに読み上げられた文章が聴きたいユーザーに最適です。
Readitとは、読書アシスタントとして最適な無料テキスト読み上げアプリです。Webサイトやインターネット記事、ブログ、ニュースなどに書かれたテキストを音声で読み上げることができます。また記事や文章のリンクを貼り付けるだけでリンク先に書かれたテキストを読み上げることもできます。Wordやテキストファイル、PDFなど指定のファイルをアップロードすることも可能。他にも再生速度の調整や、再生箇所のハイライトを表示することができます。英語や中国語を含む8言語に対応しているだけでなく、音声の性別も変更できる点も魅力的です。
メリット:
多国語(日本語、英語、中国語、韓国語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、フランス語を含め8言語)に対応している
再生速度を自由に調整可能
再生中のハイライトを表示できる
URLを貼り付けるだけでリンク先に書かれたテキストを読み上げることができる
高度なディープラーニング技術を用いてよりリアルな音声を実現している
デメリット:
一時的にAndroidに対応していない
対応OS :Mac、iOSに対応
料金:
フリー:無料
プロ - 月払い:1,100円/ 月
プロ - 年払い:8,300円/ 年
Appleアプリストアからインストールできます👇
より人間的で、自然でなめらかな音声、ファイルをインポートまたは URLを入力してWebページの文章を抽出し読み上げ
(出典:読み上げ「ゆっくり棒読みトーク」)
読み上げ「ゆっくり棒読みトーク」は、読み上げ時の音色を臨機応変に変更したいユーザーに最適です。
読み上げ「ゆっくり棒読みトーク」とは、音声合成ライブラリ「AquesTalk」を用いてテキストを読み上げる無料アプリです。各自で入力した文章を読み上げることができます。また再生速度の変更やリピート機能、棒読み設定なども可能。音色を変更することもでき、女声や男声、ロボット声などそのバリエーションは豊富です。なおテキストデータを保存して動画制作に活用することも可能です。
メリット:
入力文字の棒読み声が特徴的
音声エフェクトが豊富
テキストデータを保存して動画制作に活用できる
デメリット:
営利目的での使用は該当ライブラリの使用ライセンスが必要
対応OS :iOS、Androidに対応
料金:
無料
(出典:Speech Services by Google)
Speech Services by Googleは、さまざまなアプリに記載されたテキストを読み上げてほしいユーザーに最適です。
Speech Services by Googleとは、Googleが提供する多機能な無料音声認識アプリです。画面上のテキストを多国語で読み上げることができます。単体で特定の機能を果たすわけではなく、他のアプリと連動させることで音声検索やテキストの読み上げを可能にします。例えば、街で流れる楽曲を聞き取って音声検索できますし、電子書籍や翻訳アプリのテキストを読み込んで音声で読み上げることが可能です。また一部の通話アプリや録音アプリでは、音声の文字起こしもできます。
メリット:
各アプリと連動することで音声検索やテキストの読み上げが行える
「Google Play ブックス」に収録された作品も音声で読み上げることができる
通話や録音の文字起こしも可能
デメリット:
iOSに非対応
対応OS :Androidに対応
料金:
無料
(出典:Voicepaper)
Voicepaperは、ヘッドフォンでのリモート操作を希望するユーザーに最適です。
Voicepaperとは、iPhoneやiPadでテキストを読み上げることができる無料アプリです。読み上げたい文章を各自で登録したり、気になる記事を取り込んで読み上げたりすることができます。例えば、Google DriveやDropbox、Evernote、青空文庫などからテキストを取り込むことができます。また再生速度の調整やテキストのハイライト表示、指定位置からの音声再生、ヘッドフォンでのリモート操作、言語自動判定、ロック画面でのバックグラウンド再生など豊富な機能も魅力的です。
メリット:
25ヵ国語に対応している
ロック画面でのバックグラウンド再生やヘッドフォンでのリモート操作が魅力的
拡張機能を用いて滑らかな音色に変更可能
デメリット:
Androidに非対応
無料版には利用制限がある
対応OS :iOSに対応
料金:
無料
月間払い 500円 / 月
年間払い 5,000円 / 年
読み上げアプリ(かわりに喋る)・効果音付きは、挨拶・質疑応答などの定型文や効果音ボタンの利用を希望するユーザーに最適です。
読み上げアプリ(かわりに喋る)・効果音付きとは、発話に難がある人に向けて作られた無料テキスト読み上げアプリです。各自で登録した文章を読み上げることができます。また挨拶・質疑応答などの定型文や、拍手・笑い声を流せる効果音ボタンなど便利な機能が充実しています。なお録音した音声はデータとして保存可能。ユーザーが作成した定型文を別途追加することもできます。
メリット:
ユーザーが文章を登録できる
挨拶・質疑応答などに活用できる定型文が豊富
拍手・笑い声を流せる効果音ボタンが魅力的
デメリット:
Androidに非対応
対応OS :iOSに対応
料金:
無料
App内課金有り(広告削除:320円など)
(出典:青空司書)
青空司書は、青空文庫に収録された作品を音声で聴きたいユーザーに最適です。
青空司書とは、青空文庫に収録されている作品を検索・ダウンロードできるアプリです。著者、発行年、作品名などで検索ができ、膨大な作品数から読みたい書籍だけを選択できます。また青空文庫以外のテキストファイルを読み込んで読み上げることも可能。音声読み上げや音声認識にも対応しています。特に旧字版の書籍は難読漢字が多いので、青空司書の利用がおすすめと言えるでしょう。なお表示されるテキストの文字サイズや文字間隔、背景色、文字色などを自由にカスタマイズできる点も魅力的です。
メリット:
著者や初刊発行年、作品名など幅広いカテゴリで検索できる
文字サイズ・文字間隔・背景色・文字色などを自由にカスタマイズできる
読み上げ、音声認識、辞書連携など便利な機能が豊富
デメリット:
iOSに非対応
対応OS :Androidに対応
料金:
無料
(出典:Seeing AI)
Seeing AIは、写真や画像に映ったモノをテキスト化し、音声で読み上げてほしいユーザーに最適です。
Seeing AIとは、MicrosoftがiOS用に開発し、視覚に障碍のある方や視力の低下した方のために設計された無料テキスト読み上げアプリです。最新のAIを活用し、カメラを向けると画面に表示されたモノを瞬時にテキスト化。音声で読み上げてくれます。例えば、カメラに映った人の表情をテキスト化することも可能です。また風景や紙幣などもカメラを通してテキスト化できるので、外出時や買い物時のサポートとしても有効なアプリと言えるでしょう。
メリット:
カメラに映したモノや風景、人の表情などを瞬時にテキスト化し、音声で説明してくれる
紙幣や商品バーコードも読み取れるので、買い物時のサポートにも有効
ドキュメント全体を撮影するためのオーディオガイダンスも提供されている
デメリット:
Androidに非対応
対応OS :iOSに対応
料金:
無料
(出典:わたしの読み上げ単語帳)
わたしの読み上げ単語帳は、オリジナルの単語帳を作成したいユーザーに最適です。
わたしの読み上げ単語帳とは、オリジナルの単語帳が作成できるアプリです。自分で作成した文章や単語帳を音声で読み上げることができます。暗記時には、再生方法やランダムシャッフルなどが設定できます。また14か国語に対応しているので様々な言語の学習に有効です。他にも外部で作成したデータの取り込みが可能。iTunesや他アプリからアップロードしましょう。
メリット:
14ヶ国語に対応している
外部からのデータ取り込みが可能
再生方法やランダムシャッフルなど独自の設定で利用できる
デメリット:
広告量が多い
対応OS :iOS、Androidに対応
料金:
無料
App内課金有り
(出典:UDトーク)
UDトークは、Web会議を頻繁に行うユーザーに最適です。
UDトークとは、トークルームを作成して会話内容を文字で記録できるボイスレコーダー&テキスト読み上げアプリです。参加者ひとりひとりのスマートフォンがマイク代わりになるので、音声の混線や翻訳ミスを防ぎます。また録音した音声やテキストは機械合成音声で読み上げることも可能。音声認識や音声合成機能を用いた聴覚障害コミュニケーションや、多国語音声認識や翻訳機能を用いた言語コミュニケーション、読み仮名表示や漢字かな変換機能を用いた世代間コミュニケーションを実現します。
メリット:
音声認識&音声合成機能を用いて手軽にボイスメモが作成できる
高性能な録音機能で、1対1の対話や複数人との会話が可能
翻訳機能が付いているので、多国語にも対応可能
デメリット:
無料版では利用制限がある
対応OS :iOS、Androidに対応
料金:
無料
コンパクトプラン
1ヶ月(自動更新):980円
1週間(自動更新):480円
3日間のトライアルあり
(出典:iTextSpeaker)
iTextSpeakerは、多国語対応のテキスト読み上げアプリを利用したいユーザーに最適です。
iTextSpeakerとは、多国語に対応した無料テキスト読み上げアプリです。中国語やフランス語、ドイツ語などに対応しており、各自で文章を入力して読み上げることができます。またピッチや読み上げ速度の調整、改行の間隔や文字サイズなども変更可能。リピート機能を活用すれば、リスニングやシャドーイング、スピーチなどの言語学習にも役立ちます。
メリット:
多国語に対応している
読み上げ速度やピッチの調整が可能
グループ分けが可能
デメリット:
Androidに非対応
対応OS :iOSに対応
料金:
無料
広告非表示ver 320円
ここでは、テキストを読み上げアプリに関するよくあるQ&Aについて3点ご紹介します。
弊社では、無料テキスト読み上げアプリ「Readit」を強くおすすめします。
【Readitの強み】
Webサイトやインターネット記事、ブログ、ニュースなどに書かれたテキストを音声で読み上げることができる
記事や文章のリンクを貼り付けるだけでリンク先に書かれたテキストを読み上げることができる
Wordやテキストファイル、PDFなど指定のファイルをアップロード可能
再生速度の調整や、再生箇所のハイライト表示が可能
7ヶ国語に対応
音声の性別も変更可能
テキスト読み上げアプリは、主に以下のような人におすすめです。
ながら作業で時間を節約したい人
仕事の生産性を向上させたい人
視覚障がい及びディスレクシア患者
文章を読むとき、黙読だけでは誤字・脱字に気づきにくいです。誤字・脱字に気づきやすくする方法としては、音読やアプリを活用したリスニングなどが効果的です。多くのテキスト読み上げアプリでは自分が読み上げて欲しい速度に調整することができます。文章の校閲時や、ながら作業に役立つので、作業効率アップや生産性の向上が期待できるでしょう。
テキスト読み上げアプリを使う際の注意点は、主に以下の3点です。
漢字の読み間違いが発生することがある
音声のイントネーションに違和感を感じることがある
句読点の前後が聞き取りづらいことがある
テキスト読み上げアプリを利用すると、機械の意図せぬ読み間違いやエラーが発生することがあります。アプリによっては各自で細かい調整ができるので、不自然な箇所は各自で修正しながらアプリを活用してみてください。
今回は、テキスト読み上げアプリについて詳しく知りたいという方に向けて、その概要や選び方、おすすめのアプリなどについて解説しました。
テキスト読み上げアプリには、各自で入力した文章を読み上げるアプリや、多国語に翻訳して読み上げるアプリ、Webページのコンテンツやブログ記事、画像をアップロードしてそこに書かれたテキストを読み上げるアプリ、音声をアニメ声に変更できるアプリ、チャット機能が搭載されたアプリなどさまざまな種類があります。
それぞれのアプリで強みとする機能は異なるので、自分好みのテキスト読み上げアプリを探す際はぜひ本記事を参考にしてみてください。
またテキスト読み上げアプリを初めて使用する方や機能性に優れた便利なテキスト読み上げアプリをお探しの方は「Readit」がおすすめです。ぜひご活用ください。本記事が少しでも皆様のお力に添えましたら幸いです。