通訳 種類

【通訳の種類】同時通訳や逐次通訳、ウィスパリングの使い分け・シーン別!

近年、日本に住む外国人が増え、さまざまな外国語でコミュニケーションをする機会が増え始めました。その結果、コミュニケーションの橋渡しの役割を担う「通訳サービス」のニーズが高まり始めています。

しかし、通訳のニーズが高まっているといっても、その手法や利用シーンなど、具体的なイメージが沸かないという方は多いのではないでしょうか。

今回は「通訳の種類」に焦点を当て、その概要や主な利用シーン、通訳サービスを利用するメリット、通訳サービスの選び方、通訳サービスを選ぶ際の注意点・問題点などについて解説します。現在通訳サービスを利用している方や、今後、利用を検討している方はぜひご一読ください。

通訳の種類と主な利用シーン

ここでは、通訳の種類と主な利用シーンについて3点解説します。

1.同時通訳

同時通訳とは、話者が話している内容を、ほぼ同時に別の言語に訳して聴衆に伝える通訳方法です。国際会議や講演会、テレビ中継など、大勢の聴衆を対象とした場で行われることが多く、高度な専門性と集中力が必要とされます。

tips特徴
  • 多岐にわたる分野の知識と、両言語の高度な能力が要求される

  • ヘッドセットやマイク、イヤホンなどの機材が用いられる

  • リアルタイムで翻訳されるため、聴衆は会話の流れを途切れさせることなく内容を理解できる

  • 質疑応答の際も、スムーズなやり取りが可能

tips主な利用シーン
  • 国際会議

  • 講演会

  • セミナー

  • テレビ中継

2.逐次通訳

逐次通訳とは、話者がある程度の長さの文章を話し終えた後、通訳者がそれをまとめて別の言語に訳す通訳方法です。同時通訳と比較したときに、より正確に内容を伝えられるというメリットがあります。

tips特徴
  • 通訳に正確さが要求されるシーンで用いられる

  • 話し手の一文一文を聞き取り、正確に理解してから訳すため、誤訳のリスクが低い

  • 専門用語や難しい表現も、辞書などを参照しながら丁寧に訳せる

  • 会話の途中で内容が変更になった場合でも、柔軟に対応できる

tips主な利用シーン
  • 一般的な商談

  • 社内会議

  • 海外専門家との意見交換会

  • インタビュー対応

3.ウィスパリング

ウィスパリングとは、聞き手の耳元で直接、ささやくように行う通訳方法です。主に、通訳を必要とする人が1人または2人程度の少人数の場面で利用されます。

tips特徴
  • 周囲の人に会話の内容を聞かれることなく、個別に情報を伝えられるため、機密性の高い内容の通訳に適している

  • 同時通訳のように大規模な設備は不要で、場所を選ばずに実施可能

  • 話し手の内容をほぼ同時に聞き手に伝えられるため、コミュニケーションを円滑に進められる

tips主な利用シーン
  • VIPゲストへの案内や説明

  • 少人数の商談や交渉

  • 医師と外国人患者とのやり取り

  • 展示会やセミナーでの個別説明

通訳サービスを利用するメリット

ここでは、通訳サービスを利用するメリットについて3点解説します。

1.情報の正確な伝達

通訳サービスを活用することで、医療や法律、技術など、専門性の高い分野でも、専門用語を正確に翻訳し、情報を正確に伝えられます。また、用語だけでなく、文化的な背景や慣習なども考慮し、より適切な表現で情報を伝えられます。

2.異文化理解とコミュニケーションの促進

通訳サービスを活用することで、専門用語や文化的なニュアンスなど、言語の壁を越えて正確な情報を伝達できます。ミスコミュニケーションによるトラブルを防止し、円滑なビジネス交渉や国際交流を可能にします。

3.ビジネス効率の向上・コストの削減

通訳サービスを活用することで、翻訳作業の効率化や翻訳ミスによる損失、再交渉にかかるコストの削減なども期待できます。

通訳サービスの選び方

ここでは、通訳サービスの選び方について4点解説します。

1.対応言語・専門分野

通訳者に求められる専門知識や経験は、分野ごとに大きく異なります。医療や法律、技術など、専門性の高い分野では、その分野に精通した通訳者を選ぶことが重要です。また、対応言語の種類はもちろん、方言やスラングなど、より細かいニュアンスに対応できるかどうかも確認しましょう。

2.通訳形式

同時通訳や逐次通訳、ウィスパリングなど、通訳の形式はさまざまです。状況に合わせて最適な形式を選びましょう。

3.費用対効果

通訳者の専門スキルやノウハウ、依頼内容などによって費用は大きく異なります。予算に合わせて比較・検討することが大切です。

4.実績・顧客からの評価

実績や顧客からの口コミ・評価などを参考に、信頼できる通訳サービスを選びましょう。

通訳サービスを利用する際の注意点・問題点

通訳サービスを利用する際は、いくつかの注意点・問題点を考慮する必要があります。ここでは、3点解説します。

1.機材の準備が必要

同時通訳の場合、ヘッドセットやマイクなどの機材が必要です。利用シーンに応じて、事前に確認しておきましょう。

2.会話のテンポが途切れてしまう

例えば、ビジネス会議や商談にて、通訳者が内容を訳す時間があると、その都度会話のテンポが止まってしまいます。その結果、参加者の集中力が切れやすく、意見交換が活発に行われない可能性に注意が必要です。

3.通訳者との日程調整に手間がかかる

通訳サービスを利用する際は、日程調整が重要な課題です。特に専門性や実績のある通訳者は多忙のため、希望するスケジュールに合わせられない可能性があります。

同時通訳向けのおすすめサービスNotta

Nottaのホームページ

通訳サービスを利用する際の問題点を解決できるのが、AI文字起こしツール「Notta」です。98.86%の高精度な音声認識で、1時間の音声をわずか5分で行えます。また、リアルタイムでの文字起こしや動画・Webサイトの文字起こしなどにも対応可能。AIによる文章の自動校正や翻訳・要約にも対応できます。

言語同時翻訳機能

言語同時翻訳機能とは、2か国語が混在する場面で活用できる機能です。リアルタイム録音やファイルインポートなどによって、翻訳しながら文字起こしが行えます。ビジネス会議や商談の内容を瞬時に多言語に翻訳しながら文字起こしができるため、通訳サービスを利用せずとも、同じ働きが期待できるでしょう。

tips言語同時翻訳機能に対応している言語
  • 日本語

  • 英語

  • 韓国語

  • 中国語(簡体字)

  • 中国語(繁体字)

  • ジャワ語

  • ネパール語

  • スペイン語

  • ポルトガル語

  • ベトナム語

  • インドネシア語

リアルタイム録音による2か国語文字起こし・翻訳

  1. ログイン後、右上にある「録音開始」をクリック

  2. 「2か国語」をクリック

  3. 発話言語を2つ指定。リアルタイム翻訳を希望する場合は、「相互翻訳」をオンにする

    ※文字起こし中、相互翻訳のオン/オフの切り替えが可能

  4. 「録音開始」をクリック

Notta Botによる2か国語文字起こし・翻訳

  1. ログイン後、右上にある「Web会議の文字起こし」をクリック

  2. 「2か国語」をクリック

  3. 発話言語を2つ指定後、Web会議の招待URLを入力。リアルタイム翻訳を希望する場合は、「相互翻訳」をオンにする

    ※文字起こし中、相互翻訳のオン/オフの切り替えが可能

  4. 「文字起こしする」をクリック

ファイルインポートによる2か国語文字起こし

  1. ログイン後、右上にある「インポート」をクリック

  2. 「2か国語」をクリック

  3. 発話言語を2つ指定する

    ※相互翻訳は非対応

  4. 音声/動画ファイルをアップロード

  5. アップロード完了後、自動で文字起こしが開始

tips対応しているファイルの形式
  • 音声ファイル:wav、m4a、caf、wma、mp3、aiff

  • 動画ファイル:avi、flv、rmvb、mp4、mov、wmv

tips音声・動画ファイルに関する注意事項
  • アップロードできる音声ファイルの最大サイズ:1GBまたは3時間のいずれか小さい方

  • アップロードできる動画ファイルの最大サイズ:10GBまたは3時間のいずれか小さい方

まとめ:Nottaを活用して同時通訳や通訳業務の効率化を図ろう!

今回は「通訳の種類」に焦点を当て、その概要や主な利用シーン、通訳サービスを利用するメリット、通訳サービスの選び方、通訳サービスを選ぶ際の注意点・問題点などについて解説しました。

通訳サービスを活用することで、国際的なビジネスや交流を円滑に進められます。通訳サービスの専門分野や対応言語、費用、実績など、さまざまな要素を考慮し、最適な通訳サービスを利用してみましょう。

また、Nottaを活用すれば、通訳サービスを利用する際に弊害となる問題点を解決できます。リアルタイムで高品質な翻訳・文字起こしが可能となり、通訳者を介さずにスムーズな国際交流が行えるでしょう。ぜひ利用を検討してみてください。

Chrome拡張機能10選

Nottaが選ばれる理由は?

① 日本語特化のAIで業界トップの文字起こし正確率が実現、複数言語の文字起こしと翻訳も完璧対応

② 驚いほどの認識速度で文字起こし作業効率化が実現、一時間の音声データがただの5分でテキスト化

③ 国内唯一のGM・Zoom・Teams・Webex連携できるAI会議アシスタント、事前の日程予約から会議を成功に導く

④ AI要約に内蔵されるAIテンプレートで会議の行動項目、意思決定やQ&Aなどを自動作成
(カスタム要約テンプレートでインタビューや営業相談など様々のシーンでの効率化を実現)

⑤ 一つのアカウントでWeb、APP、Chrome拡張機能が利用でき、データの同期と共有はカンタン

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