業界トップの正確率で作業効率爆上げ!
リモートワークやWeb会議が主流となった最近でも、これまでどおり会議の議事録の作成を求める企業は多いです。次のようなお悩みを抱えている担当者の方は多いでしょう。
「録音した音声を文字起こしして内容をまとめなければならず、膨大な作業時間がかかる」
「海外支社に共有する際の翻訳作業に苦労している」
こうしたお悩みを解決できるのが、自動で文字起こしを行うアプリ「UDトーク」です。この記事では、UDトークの特徴や料金プラン、使い方まで詳しく解説します。
UDトークとは、音声認識による文字起こし、自動翻訳などの機能を搭載したコミュニケーションを支援するためのアプリです。ビジネスや日常生活など、さまざまなシーンで活用されています。UDには「ユニバーサルデザイン」の意味があり、コミュニケーションのユニバーサルデザインを目的としています。
UDトークを使用して文字起こしをするには、iOSかAndroidのスマホにインストールしたアプリを使用します。もともとUDトークは聴覚障害者のコミュニケーションのために開発されたアプリですが、健常者からも議事録やインタビュー記事の作成、ボイスメモなどあらゆる場面で活用されています。
文字起こしアプリはさまざまな製品がありますが、ここではUDトークならではの特徴を紹介します。
UDトークは、次の3つのコミュニケーションを支援します。
音声認識・音声合成機能による視聴覚障害間コミュニケーション
多言語音声認識・翻訳機能による多言語コミュニケーション
漢字かな変換・手書き機能によるて世代間コミュニケーション
このように幅広い層の方同士のコミュニケーションをさまざまな機能でサポートすることを目的としたアプリです。あらゆる状況に対応できるため、もちろんビジネスの場でも有効活用できます。またオンラインでもオフラインでも活用できることも特徴です。
UDトークではキーボードモジュールが提供されており、各種ウェブフォームや業務アプリ、メールやメッセージの入力などに直接音声で入力することが可能です。また固有名詞なども事前に単語登録をしておけばアプリがきちんと認識して表示します。また自然な句読点の挿入や日本語らしい表現ができるため、ほとんど編集がいらず高度な文章入力を実現します。
UDトークはリアルタイムで正確な文字起こしを行うため、会議の文字起こしや議事録作成にも最適です。UDトークを起動して会議の音声を入力するだけで内容が自動的にテキスト化されます。会議中にメモを取る必要がなくなり、文字起こしの作業も不要になるため業務を大幅に効率化できるでしょう。また時間情報が付与されるためより正確な議事録を作成できます。
さらにアプリ内で翻訳もできるため、異なる言語の方が参加する会議でのコミュニケーションにも効果的に活用することが可能です。
UDトークは個人・法人問わず無料で利用できます。ただし、無料プランでは音声認識率向上のために「音声データの収集と再利用」に協力することになります。一方で有料の「法人向けプラン」または条件付きで無料で利用できる「アプリ導入プログラム」の場合、音声データは収集されません。
そのため、機密情報や顧客情報などを扱う法人の場合は「法人向けプラン」もしくは「アプリ導入プログラム」の利用がおすすめです。また、官公庁や地方自治体および教育機関に関しては無料プランの使用が禁止されています。
法人向けプランには次のような種類があり、それぞれ料金や条件が異なります。
スタンダードプラン | プレミアムプラン | 教育機関向けプラン | 小規模団体向けプラン | |
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初期費用 | ¥50,000 (税込¥55,000) | ¥200,000 (税込¥220,000) | ¥50,000 (税込¥55,000) | ¥10,000 (税込¥11,000) |
月額利用料 | ¥24,000 (税込¥26,400) | ¥67,000(税込¥73,700) | ¥16,000(税込¥17,600) | ¥9,800(税込¥10,780) |
使用範囲 | 1拠点内(事業所、庁舎など) | 制限なし | 1拠点内(校舎、敷地など) | 1拠点内 |
契約期間 | 1年 | 1年 | 1年 | 1年 |
官公庁や地方自治体および教育機関で、法人向けプランを導入せずにUDトークを使用したい場合、次の条件を満たせば「アプリ導入プログラム」により無料で利用できます。
官公庁、地方自治体および教育機関(幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校)であること
UDトークを導入している団体として、UDトークWebサイトやfacebookページ上での公開を許可すること
法人向けプランのアカウントを1つ貸与されること
正しく運用すること
では、実際にUDトークを使用してリアルタイムで文字起こしを行う方法を紹介します。
1. iOSの場合はApp Store、Androidの場合はGoogle Playで「UDトーク」のアプリをインストールします。
2. アプリを起動したら、「トークを始める」をタップします。
3. 画面下の「タップして話す」をタップし、音声入力を開始します。自動的にリアルタイムで文字起こしが開始されます。
4. 話し終えたら、「タップして終了」をタップしてください。
5. 文字起こししたテキストをタップすると、右側にテキストボックスが表示されその場で編集することができます。
6. メニューを選択すると、文字起こししたテキストを共有する機能が表示されます。メールで送信したり、LINEなど別のアプリへ共有することも可能です。
実際にUDトークを使用しているユーザーからの評判はどうでしょうか。App Storeの評価とレビュー欄に記載されている口コミから、いくつか抜粋して紹介します。
良い点
元々が難聴者向けの情報保障用のアプリで、スマホに入れて気軽に運用する分には簡単だし、実際普及もしていると感じます。
エンジン自体はアドバンスドメディアとグーグル製なので信頼性があります。
料金が高いというレビューがあり増田が、個人的には反対の印象を受けます。高度運用できる音声認識ソフトの値段はものすごく高額です。ライブ変換/ライブ編集ができるソフトでこの値段は破格です。
気になる点
高度運用も可能ですが、ベンチャー企業ゆえにサポートが薄いこともあり、運用側にある程度の知識と忍耐が求められます。(有料プランであってもサポートに問い合わせはできません。)
高度運用の機能には安定性が高くないものもあります。しかし日々改良されているとは感じます。
良い点
難聴持ちで、このアプリなしでは生活ができないほど助けられています。
良い点
聴覚障害をもっており、テレビ会議などでの聞き漏らしの補助的な意味で利用しています。会議では専門的な用語が多いので、識字率はだいぶ落ちますが、雑談などはある程度表示されるので助かっています。
気になる点
iOS14にあげたあたりからか、全く文字起こしができなくなってしまいました。→サウンド認識を解除したら、文字起こしができるようになりました。
UDトークはさまざまな方のコミュニケーションをサポートする便利なアプリですが、より本格的に文字起こしを行うなら最新のAIを搭載した自動文字起こしサービス「Notta」もおすすめです。
NottaはAIによる高度な音声認識により、1時間の音声を約5分程度で文字起こしします。AIが話者を区別するので、複数人が参加する会議でも誰の発言であるかが一目瞭然です。さらに、Nottaは文字起こししたテキストの重要なポイントを判別して抽出し、要約することもできます。
情報過多でまとめるのが大変な会議の議事録も、Nottaに要約まで任せることで、業務負荷を大幅に軽減できるでしょう。
Nottaは日本語に特化した国内最先端AI音声文字起こしツールです。
本記事では「UDトーク」の特徴や料金プラン、使い方、評判などについて紹介しました。UDトークはあらゆるコミュニケーションに活用でき、障害を持つ方だけでなくビジネスや日常生活のあらゆる場面で活用できます。文字起こしアプリを検討されている方は、UDトークを候補に入れてみてはいかがでしょうか。
また、さらに本格的な文字起こしを行いたい方には最新のAIが搭載されたNottaの活用がおすすめです。Nottaにも無料プランがあるので、ぜひ一度試してみてください。