打ち合わせ が 多く、 事務作業 が 増加
Notta 導入 に 至った 経緯 を お伺い しても よろしい でしょうか。
JPデジタルでは日本郵政グループ全体のDX推進支援を担っています。日本郵政グループは郵便・銀行・保険の3事業を展開しており、「郵便局」の中だけでもさまざまな業務を並行して行わなければなりません。その中で、私たちは事業の中身やフロントラインの社員の業務効率化のために、AI・生成AI系サービスを活用して貢献できるよう取り組みをしています。
JPデジタルではまず、1日の多くを占める打ち合わせに関する業務効率化に着目しました。日中の時間を打ち合わせで占めることも多々あり、議事録作成やその他事務作業に多くの時間をかけて対応しなければならない状況が多かったのです。
そこでAIを活用した自動文字起こし、およびAI要約による議事録作成が行えるNotta導入を決定しました。
議事録作成 だけでなく、 打ち合わせ に 要する 時間 も 大幅に 削減
Notta 導入後 の 変化 を 教えて いただけます でしょうか。
Notta導入後は、議事録作成の時間を短縮できたのも大きいですが、議事録を取るだけの打ち合わせには参加することが減ったのが最も効果が出た部分だと感じています。打ち合わせにはNotta Botを参加させるよ うにして、AI要約機能を活用して論点だけを把握するようにしました。これにより、参加する打ち合わせ自体を削減できましたね。
Notta導入の決め手となったものはありますでしょうか。
議事録作成ツール導入を検討した際、4社のサービスを比較検討しました。NottaはUI/UX部分とシステム管理部分がとてもよかったです。UI/UX部分については、直感的に操作できるわかりやすい設計だと感じています。システム管理部分では、セキュリティ面においてログの取得が細かい所まで出来るのが嬉しいです。「誰がいつ、どの端末で、どのような動作を行ったか」これら一覧をCSVで出力できるのは、管理者目線でとても助かります。
社内 での 導入促進 から グループ への 浸透 を 目指す
その他部署 や グループ への 展開 は いかが でしょうか。
社内での展開は少しずつ進んでいます。AI要約機能が要約、チャプター分け、行動項目(ToDo)を出してくれるのが好評です。
DXを推進させるためには、取り入れるツールの使い方を学び、日々の業務にまで落とし込む必要があり、まだまだ時間を要すると感じておりますが、着々と前に進んでいる状況です。
Notta 活用 で さらなる 効率化 に 期待
Notta に対する 要望 など が あれば、 教えて いただけない でしょうか。
私たちが既に活用している共有ストレージサービスなどと連携ができれば、UXの観点からも高い評価を得られるのではないかと思います。他には、多要素認証の導入をぜひ進めていただきたいですね。セキュリティ面の更なる向上は、グループ全体への展開に向けた後押しになるでしょう。
日本郵政グループは大きく3つの事業を展開しています。私たちJPデジタルは、各事業を横断したてDXを推進すべく、いくつかのアプローチを行っています。郵便局を利用する顧客の満足度を上げるのはもちろんのこと、グループの社員が働きやすい環境を整備するのも大切です。より良い環境を整備するためにも、今後ともNottaを最大限活用していきたいです。